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「御法(みのり)に守られし、醍醐寺」 展

渋谷区立松濤美術館
終了しました
京都醍醐寺は、平安時代に創建された世界遺産の寺院で、貞観16(874)年に理源大師聖宝が京都山科の笠取山上に草庵をむすんだことにはじまり、醍醐天皇の御願寺としてその発展の礎をきずくこととなります。醍醐寺は、創建以来密教の中核寺院としての役割をになうとともに、文芸や美術工芸の後継者として日本の伝統文化の形成に多大な寄与をしてきました。そこには、貴重な仏像、仏図をはじめとして、歴代座主の画像や江戸慈愛の屏風絵、経典類など約20万点の寺宝が蔵されています。本展では、釈迦の前世における善行から現世で悟りを開くまでの伝記を、経典に基づいて絵画化した奈良時代の絵巻である国宝の「過去現在絵因果経」を中心に、仏像・仏画・経典を交えて醍醐寺の聖なる姿を伝えると同時に、近世美術工芸品をあわせて展観することで文雅の後援者としての醍醐寺の魅力をご紹介いたします。

[関連イベント]
講演会
日時: 10月12日(日)「作品詳解 醍醐寺本過去現在絵因果経について」
講師: 平塚泰三(当館学芸員)

日時: 10月13日 (月)「醍醐寺のあゆみ」 
講師: 仲田順和氏(総本山醍醐寺座主)

日時: 10月18日(土)「密教美術の粋 -醍醐寺の秘宝探訪-」 
講師: 松本伸之氏(京都国立博物館副館長)

日時: 11月1日(土)「醍醐寺の文化財」 
講師: 長瀬福男氏(総本山醍醐寺広報室長)

定員: 80名(先着順)
参加費: 無料
各日14:00-

担当学芸員によるギャラリートーク
日時: 10月25日(土)、11月15日(土) 14:00-
参加費: 無料

スケジュール

2014年10月7日(火)〜2014年11月24日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
(公募展・サロン展は9:00〜17:00 ※最終日は公募展会場のみ16:00閉館)
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1000円、大学生 800円、65歳以上・高校生 500円、中学生・小学生 100円、障がい者手帳提示とその介護者 無料
会場渋谷区立松濤美術館
http://www.shoto-museum.jp/
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
アクセス京王井の頭線神泉駅西口より徒歩5分、JR渋谷駅ハチ公口より徒歩15分
電話番号03-3465-9421
関連画像

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