「涼風献上 - 絵とやきもので暑中お見舞い - 」展

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「涼風献上」とは、夏の盛りの便りに使われてきた言葉です。美術作品の中には、「涼」を連想させる表現があります。絵画では、翻る衣やなびく樹木に画中に吹く風の強さや風向きを感じ、また瀧を眺める人物に自らを重ねることで、清涼な情景に心を遊ばせることもできます。工芸作品では、染付の青に代表される色彩による「涼」の演出が行われ、さらに形からも涼しさを想像させる、機知に富んだ作品が見られます。約30点の絵とやきものを展観する、根津美術館からの暑中お見舞いです。

講演会1 「高麗仏画の魅力 ―図像・技法・制作背景―」
日時: 8月2日(土) 14:00~15:30
会場: 根津美術館講堂
定員: 130名
講師: 鄭于澤氏 (東国大学校大学院教授)

講演会2 「夏秋草図の美と歴史」
日時: 8月30日(土) 14:00~15:30
会場: 根津美術館講堂
定員: 130名
講師: 野口剛 (当館学芸課長)

ギャラリートーク「涼風献上」
日時: 8月8日(金) 11:00~11:40
会場: 展示室1
定員: 35名

ギャラリートーク「高麗・朝鮮時代の仏画」
日時: 8月15日(金) 11:00~11:40
会場: 展示室2
定員: 35名

スライレクチャー「手紙 - こころを伝える - 」
日時: 8月22日(金) 13:30~14:30
会場: 根津美術館講堂
定員: 130名

※詳細、お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2014年7月26日(土)〜2014年9月7日(日)