港千尋は、1985年より写真家、批評家として活動を開始し、イメージの発生と記憶の関係などをテーマに広範な活動を続けています。また、本年9月にオランダ・アムステルダムで開催されたUnseen Photo Fairでは、後藤繁雄とともに特別写真展『anima on photo』をキュレーションし、アニマの視点にもとづき、日本写真を読みかえる行為にも取り組んでいます。本展は自然を「変換」する魔術についての、あるいは「超自然」をめぐるエッセイと言えるでしょう。今回の写真展にあわせ、『anima on photo』の展示模様をスライドで映しながら、トークショーを行います。