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「祈りの道へ - 四国遍路と土佐のほとけ - 」展

多摩美術大学美術館
終了しました
ことし、四国遍路は開創1200年を迎えました。 讃岐(香川県)に生まれた空海は、42歳のときに故郷・四国を巡錫したと伝えられ、今日までその古蹟を巡る道は「遍路道」として多くの人々を迎えてきました。本展では、特に空海ゆかりの地である土佐(高知県)の「遍路」、そして「祈りの道」をテーマとして、その原風景を体験していただきたいと思います。 空海は、若き日に土佐の室戸岬において 「 虚空蔵菩薩求聞持法(こくうぞうぼさつぐもんじほう) 」を修して、「明星来影」の奇瑞を感得したと伝えられています。古記録に 「 四国辺地(しこくのへち)」と呼ばれたように、四国を周回する海辺の道、中でも太平洋に面して東西に長く開かれたここ土佐の厳しい道行きは「修行の道場」ともいわれるようになりました。しかしまた、それ故に多くの修行者たちがこの地を訪れ、また空海を慕う者たちにとっての聖地となりました。また、空海の時代に遡る「 せん仏 」(野田廃寺出土)、 近年発見された東洋町・ 名留川(なるかわ) 観音堂の古仏群、大豊町・定福寺六地蔵(笑い地蔵)、須崎市・笹野大日堂大日如来像(いずれもNHKにっぽん心の仏像 100選)をはじめとして、土佐を代表する仏像・ 仏画・考古遺物・民俗資料、120点あまりが一堂に会します。

スケジュール

2014年11月22日(土)〜2015年1月18日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
備考
休館日: 2014年12月28日 (日)〜2015年1月6日 (火)
入場料一般 300円、大学生・高校生 200円、中学生以下・障がい者および同伴者 無料
展覧会URLhttp://www.tamabi.ac.jp/museum/inorinomichihe/default.htm
会場多摩美術大学美術館
https://museum.tamabi.ac.jp/
住所〒206-0033 東京都多摩市落合1-33-1
アクセス小田急多摩線小田急多摩センター駅南口より徒歩7分、京王相模原線京王多摩センター駅中央口より徒歩9分、多摩モノレール多摩センター駅より徒歩10分
電話番号042-357-1251
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