Ryan Suの日本初個展です。今展で展示されるのは2013年から制作を続けている今シリーズで、Ryanは白と黒のみの絵の具を使い、漆黒のカンバスの中で光り輝く動物を描いています。Ryanが描いているのは動物の姿形ではなく、彼らが有する本来的な純粋性、神話的な力の意味、あるいは内なる個性そのものなのです。モチーフを浮かび上がらせている大小の光の集積は決して具象的ではないにも関わらず、描かれた動物は置物を思わせる、温かく親しみ深い質量感を伴っています。今回の特別展では、10/31から11/1に表参道スパイラルで開催されたウルトラアートフェアに出品されたF40の大作を含む新作絵画6点に加え、新たに東京で制作した最新作を披露します。