終了した展覧会・イベントです
[画像: 佐々木誠「八拳須(やつかひげ)」(2011年) 作家蔵]

「スサノヲの到来 – いのち、いかり、いのり - 」展

足利市立美術館
終了しました

アーティスト

狩野時信、折口信夫、金井南龍、岡本太郎、佐々木誠
本展は、縄文時代から現代にいたるおよそ5000年にわたり現れたスサノヲ的な表象をたどることによって日本人の深層に迫るものです。いのちの与奪を司る縄文の神のすがたは、現代の作品にも共鳴し、スサノヲの到来を予感させます。また、和歌の始祖としてのスサノヲのはたらきにもとづく文学や芸能、西行や芭蕉、円空らを通して、うたとさすらいにより成就される祈りや表現を探ります。それとともに、異界を探求した平田篤胤によって提唱された幽冥界を訪ね、その根底に介在するスサノヲと篤胤の危機意識を考察します。さらには、いのちの文脈から鋭い文明批判を実践した田中正造、南方熊楠、時代と自身の危機をスサノヲにより乗り越えた折口信夫の生きざまを紹介し、彼らを突き動かした清らかな怒りのみなもとを探求します。

出展: ヨルク・シュマイサー、棟方志功、狩野時信、八雲華溪、月岡芳年、平沢定、古澤岩美、谷本蘇牛、手錢官三郎、松本喜三郎、大野明山、中山琴主、出口王仁三郎、出口ナオ、木食知足、高野山法印大圓老師、鵬海、秋山知徳、円空、川柳金蔵、貞秀兼次郎、西行、松尾芭蕉、本居宣長、平田篤胤、田中正造、南方熊楠、折口信夫、岡本天明、金井南龍、成瀬杏子、牧島如鳩、長谷川沼田居、岡本太郎、藤山ハン、恵藤求、古西律 、若林奮、清水晃、多和圭三、黒川弘毅、岡田真宏、橋本倫、黒須信雄、佐々木誠、竹内啓、赤木仁、タカユキオバナ、栃木美保、藤白尊

[関連イベント]
開催記念講演会「スサノヲという爆発」
講師: 鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授)
日時: 11月9日(日)午後2時より
会場: 足利市立美術館多目的ホール
定員: 60名
*参加無料です。参加ご希望の方はお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
*展覧会観覧の場合は別途観覧料(高校生以上)が必要となります。

タカユキオバナ ワークショップ(1)
「『いのり』のしぐさ - ことばをつくるワークショップ - 」
日時: 10月26日(日)午後2時より
会場: 足利市立美術館
定員: 20名

タカユキオバナ ワークショップ(2)
「『あめのうた』 - みなでうたをよむワークショップ - 」
日時:12月23日(火・祝)午4時より
会場:足利市立美術館
定員:15名

栃木美保 ワークショップ
「『まいか』塩香つくり - 植物と塩でオリジナルな香りを創りましょう - 」
日時:11月3日(月・祝)午後2時より
会場:足利市立美術館多目的ホール
定員:15名(小学生以上)
*上記の講演会およびワークショップは参加無料です。参加ご希望の方はお申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
*展覧会観覧の場合は別途観覧料(高校生以上)が必要となります。

小杉壽男 ピアノコンサート
「あめのうた」
日時: 11月23日(日)午後2時より
会場: 足利市立美術館エントランスロビー
参加費: 無料

学芸員によるギャラリートーク
日時: 11月16日(日)、12月13日(土)午後2時より
*お申し込みは不要です。参加をご希望の方は、当日午後2時に美術館受付前にお集まりください。
*参加費は無料ですが、高校生以上の方は観覧料が必要です。

※関連イベントお申し込みは公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2014年10月18日(土)〜2014年12月23日(火)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
休館日: 11月3日、11月24日を除く月曜日、11月4日、11月25日
入場料一般 800円、高校生・大学生 600円、中学生以下 0円
展覧会URLhttp://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2014-susanow.html
会場足利市立美術館
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
住所〒326-0814 栃木県足利市通2-14-7
アクセス東武伊勢崎線足利市駅北口より徒歩8分、JR両毛線足利駅南口より徒歩10分
電話番号0284-43-3133
関連画像

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