野村在 + 赤石隆明「Continuous Temporality - 持続する、仮設 - 」　

ギャラリーコエグジストトーキョー

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アーティスト

野村在、赤石隆明

「Continuous temporality -持続する、仮設-」と題された本展では、写真を表現手法の軸としながらも、いわゆる"写真家"という枠には収まらない二人のアーティストを紹介いたします。野村在は、様々な移ろいやすい素材（蜜蝋や油脂の塊、脆いプラスチックなど）による彫刻作品を制作してきた中で、実際にそれらの作品が損なわれていく過程を目撃し、最終的にそれらを撮影した写真のみが記録として残った事に着目し、いわば写真による彫刻とも言える作品の制作をはじめます。一方、赤石隆明は周辺の美術作家の制作風景や作品、インスタレーションを撮影し、それらの写真を自ら額装した上で組み合わせて一つの立体作品のように提示したり、展示した作品を破壊していく様を映像におさめ、そこからのイメージをまた一枚の作品として提示します。または自作の写真をゼロックスコピーしたものを額に入れ提示したり、画像をコラージュしたものを布にプリントし、その布で大小さまざまなクッションを制作し、部屋を埋め尽くすなど、写真は一枚の印画紙である前にあくまで画像である事を活かした、大胆かつ緻密な作品群を形成しています。今展では、写真と立体作品が同居する展示構成により、両作家の目指す作品展開をご覧頂けることになると思います。

[関連イベント]
アーティストトーク野村在×赤石隆明
日時: 7月12日（土）17:00-
司会: 長谷川新（インデペンデント・キュレーター）

スケジュール

2014年7月12日(土)〜2014年8月3日(日)