「CSP 3 - 絵画と彫刻のあり方 - 」

桑沢デザイン研究所

poster for 「CSP 3 - 絵画と彫刻のあり方 - 」
[画像: 薄久保香「S"Time of Blue"(from the series "Time Blue")」(2014)油彩、カンバス 45.5×38cm]

このイベントは終了しました。

現在の美術の潮流として、欧米の歴史や文化を背景としたものだけでなく、様々な地域の中で生まれた作品が紹介される機会が増えています。異なる文化で生まれる作品を理解する為には、純粋に作品と向き合うだけでなく、その背景を知ろうとする努力を観る側は要求されます。こうした流れを積極的に受け止めれば、世界を知る上で美術が果たす役割がある事を感じさせますが、多様化し増殖して行くようにも映る美術の流れに対して、ますます美術が分かりにくいものになっていると感じる人も少なくないのではないでしょうか?

新たな美術の動向へ向けた展示とシンポジウムの開催を継続的に行い、記録を積み重ねることで美術と教育の現場への新たな契機となることを目指し動き出したCSP(CSP Creative Spiral Project)。2013年から始まった1回目の展覧会でも、こうした状況を反映した多様化する主題と表現の一端を紹介しました。続く2回目では、美術や工芸で用いられてきた伝統的とも言える素材や手法に独自の解釈を加えることで、新たな表現の可能性を感じさせる作家を取り上げました。作品を制作するものにとって表現に合う素材や手法の選択は重要な問題です。その事に対してより自覚的に取り組んでいるように映る彼らの作品は、観る側にもそうした切り口から作品を観る手掛りとなるのではないかと期待して企画しました。

そして3回目を迎える今回は「絵画と彫刻のあり方」をテーマにお送りします。一見すると時代の流れからは逆行するかの様に展開する本展ですが、多様化する価値観や美術以外のジャンルとの境界が曖昧な作品が増えていく現在の状況だからこそ、改めて「絵画と彫刻」を美術における表現の原点とし、そこに今一度立ち返ってみたいと思います。さてその絵画とは、彫刻とは何なのでしょうか?そんな素朴な疑問ですら中々簡単に答えることが難しく思われます。本展出品者は、薄久保香、鈴木友昌、中⻄信洋、中野浩二、箱嶋泰美、堀由樹子になります。この6名の作品を通して絵画と彫刻という表現の現在の姿を追いかけて行きます。展示とあわせて行うシンポジウムでは、モデレーターとして石崎尚氏(愛知県立美術館学芸員)を迎え、出品者との対話を通して、作家自身が語る絵画や彫刻について耳を傾けていきたいと思います。またその研究機関である美術大学の役割と今後の展望までを考える場となる事を期待しています。

[関連イベント]
シンポジウム
登壇者: 薄久保香、 鈴木友昌(イギリスよりスカイプ参加)、中⻄信洋、中野浩二、箱嶋泰美、堀由樹子、石崎尚(予定・五十音順)
日時: 11月23日(月・祝)15:30〜17:30
会場: 桑沢デザイン研究所1階 (東京都渋谷区神南1-4-17)

メディア

スケジュール

2015年11月23日 16:00 ~ 2015年12月01日
開館時間: 12:00〜20:00、11月29日(日)は休館

オープニングパーティー 2015年11月23日18:00 から 20:00 まで

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2021) - About - Contact - Privacy - Terms of Use