終了した展覧会・イベントです
[画像: 舟越保武「聖クララ」 (1981) 砂岩 岩手県立美術館蔵 撮影:大谷一郎]

「舟越保武展 -まなざしの向こうに-」

練馬区立美術館
終了しました

アーティスト

舟越保武
舟越保武は岩手県に生まれ、盛岡中学時代にロダンに憧れて彫刻家を志しました。大理石や砂岩などの石による清楚な女性像で知られる舟越がはじめて大理石彫刻に取り組んだのは練馬に在住していた1940年のことであり、舟越は練馬ゆかりの作家でもあります。1950年以降は自らのカトリック信仰に裏付けられた宗教的主題の作品で独自のスタイルを確立しました。とりわけ、長崎市に設置された《長崎二十六聖人殉教者記念碑》や《原の城》、《ダミアン神父》は、代表作というだけでなく、戦後日本の彫刻を代表する重要な作品の一つといえるでしょう。1987年に病気のために右半身不随となりましたが、その後10余年にわたり左手で制作を続け、それまでとは異なる迫力を持つ作品を生み出しました。本展では、練馬で制作された初期の石彫など国内の代表的な作品に加え、未公開を含む多数のドローイング作品を展示し、戦後日本の具象彫刻界を代表する作家のひとりとなった舟越保武の生涯と作品をあらためて回顧いたします。

スケジュール

2015年7月12日(日)〜2015年9月6日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
入館は17:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館。
入場料一般 800 円、大学生・高校生・65~74歳 600 円、中学生以下・75歳以上無料
展覧会URLhttp://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_museum.cgi?id=10064
会場練馬区立美術館
http://www.neribun.or.jp/museum.html
住所〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
アクセス西武池袋線中村橋駅より徒歩3分
電話番号03-3577-1821
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します