若林奮「飛葉と振動」

足利市立美術館

終了しました

アーティスト

若林奮

若林奮は戦後日本を代表する彫刻家として国内外で高く評価されています。鉄をはじめ木や石膏、硫黄などを素材に大気や水、光といった彫刻にしがたい対象を作品に取り込んでいきました。それを可能とした概念として「振動」があります。私たちを取り巻く外界はすべて振動をもっており、彫刻は振動を感じ取る手段となりえるという考えです。本展では、これまで十分に紹介されてこなかった若林の「庭」をめぐる制作に光をあて、「軽井沢・高輪美術館の庭」、「神慈秀明会神苑の庭」、「緑の森の一角獣座」などを中心に、関連する彫刻のほか、水彩・素描さらに関係書籍・資料を紹介します。
[関連イベント]
「開催記念講演会『所有について』」
日時: 7月4日(土) 14:00~
会場: 足利市立美術館多目的ホール
講師: 市川政憲(美術評論家)
定員: 60名
参加費: 無料
(展覧会観覧の場合は別途観覧料(高校生以上)が必要となります。)

「対話型観賞の会『作品の声を聴こう』」(学芸員による)
対話型鑑賞とは、一点の作品を、美術の知識に頼らず自由に観て、その感想をみんなで話し合いながら作品の理解を深める鑑賞法です。各日、出品作品の中から一作品を選んで、学芸員の司会で対話をします。
日時: 6月13日(土) 14:00~
対象: 小学生~一般
参加費: 無料（高校生以上は観覧券が必要となります）、参加をご希望の方は、当日午後2時に美術館受付前にお集まりください。

学芸員によるギャラリートーク
日時: 6月14日(日)、7月19日(日) 各日14:00~
(参加費は無料ですが、高校生以上の方は観覧料が必要です。)

※関連イベント詳細は公式ホームページより必ずご確認ください。

スケジュール

2015年6月6日(土)〜2015年8月2日(日)