終了した展覧会・イベントです
[画像: 横山大観 「蓬莱山」山種美術館蔵]

「伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 - HAPPYな日本美術- 」

山種美術館
終了しました

アーティスト

伊藤若冲、横山大観、歌川国芳、菱田春草、川合玉堂、竹内栖鳳、河鍋暁斎、小林古径
日本美術において、祭事・婚礼などの慶事や節句、あるいは日常の営みの中で用いる図様として、さまざな吉祥画題が表現されてきました。本展では、その中から長寿や子宝、富や繁栄などを象徴する美術に焦点をあて、おなじみの鶴亀、松竹梅、七福神など現代人からみてもラッキーアイテムとなる対象を描いた絵画をご紹介します。さらに、ユーモラスな表現、幸福感のある情景など、HAPPYな気持ちをもたらす作品も展示します。本展でまず注目すべきは、初公開作品を含む伊藤若冲の墨画です。おどけた様子の七福神《布袋図》*や《恵比寿図》*、表情豊かに動物の姿を描いた《河豚と蛙の相撲図》*、押絵貼屏風《群鶏図》*など、大胆なデフォルメと機智にとんだ表現をお楽しみください。また、歌川国芳のユーモアあふれる猫や金魚の戯画(会期中、展示替え有り)、鮮烈な色彩と滑稽さが魅力の吉祥画・柴田是真《円窓鍾馗》、重厚感のある筆力が際立つ河鍋暁斎《五月幟図》*など幕末・明治時代の作品も見逃せません。そして、日本を象徴する霊峰富士の堂々たる姿を描いた横山大観《心神》、陰影や立体感を意識し、近代的な人物表現を取り入れた下村観山《寿老》など、伝統的な画題を土台としながらも、時代に即した新しい表現を試みた近代の画家たちの優品も見どころです。江戸時代から近代・現代まで、「HAPPY」を切り口に日本美術をたどる、縁起のよさ満載の展覧会です。※ 「*」印は個人蔵、その他は山種美術館蔵
※会期中一部展示替えあり

スケジュール

2016年1月3日(日)〜2016年3月6日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し、翌日火曜日休館
展示替え期間・年末年始休館
備考
月曜日は休館、ただし1月4日と1月11日は開館、1月12日は休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 900円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
会場山種美術館
https://www.yamatane-museum.jp/
住所〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
アクセスJR・東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分、恵比寿駅西口1番乗り場より都バス(学06番・日赤医療センター前行)広尾高校前下車徒歩1分、渋谷駅東口ターミナル54番乗り場より都バス(学03番・日赤医療センター前行)東4丁目下車徒歩2分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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