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F/T15 アジアシリーズ vol.2 ミャンマー特集 「ラウンドアバウト・イン・ヤンゴン」

アサヒ・アートスクエア
終了しました

アーティスト

ティーモーナイン、ニャンリンテッ、ターソー
2011年の文民政権の発足を機に民主化の進むミャンマー。表現規制の緩和やインターネットの普及など、アートをめぐる環境も大きく変わりつつある。今回のアジアシリーズでは、ミャンマーの現代アートシーンを代表する3人のアーティストを招聘、三者三様の表現から、ミャンマーの「いま」を探り出す。映画『The Monk』で世界的な評価を得たティーモーナインは、自らの詩をもとにインスタレーションや映像作品を制作するアーティスト。マルチメディア作品が主流の現代ミャンマーのアートの中でも「詩」は、重要なキーワード。今回は作品の展示に加え、関連のパフォーマンスも上演する。演劇の分野で独自路線を行くのは、現代社会を風刺したメッセージ性の強い演劇作品を上演するニャンリンテッ。寺院の祭で上演される音楽劇「ザッポエ」が主流のミャンマーにあって、オリジナル作品に加え、ヨーロッパの戯曲を自ら翻訳上演するなど、画期的な活動を続ける彼とその劇団Theatre of the Disturbedは、現代ミャンマー演劇の始祖といえるかもしれない。そして、音楽シーンにおいて、伝統と現代文化の融合を試みるのがターソー。宗教儀礼などで使われる打楽器群「サインワイン」が奏でる伝統音楽をミックスしたクラブミュージックを制作する彼が、伝統舞踊のダンサーをしたがえ、展開するライブパフォーマンスに期待が高まる。会場の構成は、数寄屋大工としての経験に加え、ミャンマーの伝統産業とのかかわりも持つ建築家・美術家の佐野文彦が担当、文化的アイデンティティを共有しつつ、異なる道を進んでいくアーティストたちの「ラウンドアバウト」(環状交差点)を演出する。

[イベント詳細]
【Aプログラム】
出演: ティーモーナイン(パフォーマンス、インスタレーション、映像作品)、ニャンリンテッ(演劇作品)
上演時間: 1時間15分(休憩あり・予定)
上演言語: ミャンマー語(日本語字幕あり)

【Bプログラム】
出演: ターソー(音楽ライブ)
上演時間: 1時間(休憩なし・予定)

※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2015年11月13日(金)〜2015年11月15日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる。
備考
Aプログラムは11月13日(金) 15:00開演、11月14日(土) 15:00開演、11月15日(日) 15:00開演。Bプログラムは11月13日(金) 19:30開演、11月14日(土) 19:30開演
入場料Aプログラム一般 2500円、大学生 1300円、高校生以下 1000円。Bプログラム一般 3000円、大学生 1600円、高校生以下 1000円
展覧会URLhttp://www.festival-tokyo.jp/15/program/roundabout-in-yangon/
会場アサヒ・アートスクエア
http://asahiartsquare.org/
住所〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒスーパードライホール4F
アクセス東京メトロ銀座線「浅草」駅より徒歩5分、都営地下鉄浅草線「浅草」駅より徒歩10分、東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩6分
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