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[画像: 岡崎和郎「オダリスク」(1994) 作家蔵]

岡崎和郎 「Who's Who - 見立ての手法 - 」

千葉市美術館
終了しました

アーティスト

岡崎和郎
岡崎和郎(1930-)は、身の回りのものをモチーフとした、楽しく軽快なオブジェで知られています。1960年代より、「御物補遺」という言葉を制作指針として掲げ、「西洋では見落とされてきた物の見方を、東洋の見地から補足するようなオブジェ」を制作してきました。電球や人形など身近にあるものの内側を型に取ったり、偶然できた形に別なイメージを投影させるなど、岡崎のオブジェは、通常の視点から外れた時に現れる物の思いがけない姿を示してくれます。
岡崎和郎の「Who’s Who(人名録)」シリーズは、アーティストをはじめとするさまざまな人物(やその作品)から着想を得て制作された一群のオブジェです。60年代初期から現在にいたるまで作られ続けており、まさにこの作家のライフワークともいうべきシリーズになりました。本展はこのシリーズの紹介を通して、半世紀を超える岡崎の仕事を概観します。さらに「Who’s Who」にとりあげられた面々 ―ヨーゼフ・ボイス、ブランクーシ、ジョン・ケージ、チャーチル英元首相、コーネル、デュシャン、ジャコメッティ、樋口一葉、アングル、磯崎新、ジャスパー・ジョーンズ、葛飾北斎、河原温、宮本武蔵、マン・レイ、ウィリアム・テル、仙厓ら― の作品や資料をならべて展示することで、古今東西の人物たちと岡崎の世界観が巡り会い語り合う場をつくりだします。

[関連イベント]
講演会 「Who’s 岡崎和郎ーオブジェ・ダダ・シュルレアリスム」
日時: 10月1日(土)14:00~(13:30開場)
会場: 11階講堂にて
講師: 巖谷國士(明治学院大学名誉教授)
定員: 先着150名
参加費: 無料

講演会 「岡崎和郎 オブジェの時代」
日時: 10月15日(土)14:00~(13:30開場)
会場: 11階講堂
講師: 加治屋健司(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
定員: 先着150名
参加費: 無料

ワークショップ 「お・か・し な オブジェ」
「オブジェ」ってなんだろう。美術の世界で使われる言葉を、身近な素材から考えます。チョコ、キャンディ、クッキーにマシュマロ。お馴染みのお菓子を使って、見たことのないオブジェ作りに挑戦。最後はコーヒーを飲みながら、おかしなオブジェが並ぶ風景を楽しみましょう。
日時: 10月2日(日)14:00~
会場: 11階講堂
対象: 中学生以上
定員: 20名
参加費: 500円

※お申し込み方法など詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2016年9月7日(水)〜2016年10月30日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
毎月第1月曜日は休館(祝日の場合は開館)
年末年始休館
備考
9月26日(月)、10月3日(月)は休館
入場料一般 700円、大学生 500円、高校生以下 無料、 障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2016/0907/0907.html
会場千葉市美術館
https://www.ccma-net.jp
住所〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
アクセス千葉都市モノレール葭川公園駅より徒歩7分、京成線千葉中央駅東口より徒歩約10分、JR千葉駅東口より徒歩15分、
電話番号043-221-2311
関連画像

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