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[画像: 繪畑彩子 「人生はひまつぶし」 (2016) シングルチャンネル・ビデオ・インスタレーション]

繪畑彩子 「人生はひまつぶし」

ギャルリー東京ユマニテ
終了しました

アーティスト

繪畑彩子
妖怪や人面魚、足の生えた植物―そんな異形の者ばかりかと思いきや、折り重なるように群れる小さなおじさんたちが。妖しく美しい蜘蛛の巣を広げる蜘蛛に、おじさんの顔をした昆虫。繪畑の作り出す世界の住人たちは、生き物としての境界も優劣も軽々と超越し、自由にこちらとあちらの世界を行き来しているようです。私たちの目には見えない(見えないと思っている)世界は案外近くにあり、ちょっと覗けばひまつぶしに勤しむそんな生き物たちの世界が見えるのかもしれません。奇妙だがユーモラスなこの生き物たちは、消しゴムはんこによって精緻に描かれています。それぞれのはんこは濃淡をつけて重ねて押され、動きの軌跡を見せるかのように画面を作り上げています。更に進化した新作では、それらの生き物たちが映像の中で実際に動き、ますます自由な世界を繰り広げます。
当ギャラリーでは3回目となる繪畑の個展では、これまでも、中原中也の「生ひ立ちの歌」や芥川龍之介の「蜘蛛の糸」など文学に題材を求めた作品、昆虫採集のように標本箱に妖怪をおさめた「寄生生物標本箱」シリーズなど、さまざまな視点から作品を展開してきました。また、消しゴムはんこにとどまらず、陶芸や彫金など多彩な手法を用いた立体作品も発表しています。本展では、映像作品を中心に、消しゴムはんこの平面作品や人面魚のランプシェードなどが出品されます。

スケジュール

2016年7月25日(月)〜2016年8月7日(日)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日、祝日
備考
開館時間: 10:30~19:00
入場料無料
展覧会URLhttp://g-tokyohumanite.jp/exhibitions/2016/0725.html
会場ギャルリー東京ユマニテ
https://g-tokyohumanite.com/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅2番出口より徒歩2分、都営浅草線宝町駅A3出口より徒歩2分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩2分
電話番号03-3562-1305
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