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「LAY DOWN AND LET IT BLOW THROUGH YOU」展
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「LAY DOWN AND LET IT BLOW THROUGH YOU」展
児玉画廊|白金
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アーティスト
カリ・ソーンヒル・デウィット、ルーカス・プライス、倉石一樹
今回の展覧会の主宰「A.FOUR Labs」は、”服もアートの一部”というコンセプトの元、倉石とルーカス・プライスが2012年にスタートしたブランドである。
本展でルーカスは、動画をペインティングに落としこんだ書き下ろし作品を展示する。壁へのスプレーペイントや、花を盗む行為などをビデオに収めた長編動画を作成し、そこから場面を切り取り、ペインティングする。つまりモーションをフリーズさせ、動画をペインティングに落としこむと言うアイデアを具現化した作品である。モチーフである言葉と花は彼が日常的に好きな物であると言う。そんな彼の日常をイメージとして切り取った作品たちである。
そしてカリは、代表作であるプラスティック・サインと、そこから派生したバナー作品の他、初登場となる花柄の生地を使用した新作や、倉石と共同制作した花瓶も展示する。花瓶は、400年の歴史をもつ日本の磁器産業を初期から牽引してきた産地の一つ、長崎県波佐見地区の窯元の職人とともに、伝統的技法と現代技術を駆使し幾度も試作を重ね完成させた物である。技術面のディレクションは倉石の依頼により丸若屋が監修を行った。日本の伝統技術が作り出したカリの新作は、本展の中でも特にユニークな作品に仕上がった。展示中はフラワーアーティストの東信によりフラワーアレンジメントが施される。
またカリの特徴的なオールド・イングリッシュ調のフォントを使用した「メモリアル・スウェット」を日本で初展示。このスウェット・シャツは彼の代表的な作品の一つで、80's/90'sのLAギャングが故人追悼に着ていたメモリアル・スウェットシャツからダイレクトに影響されたものである。著名人や戦死者を祭り上げるだけでなく、視覚的ヒントとそのファミリーにのみ通じる暗号的テキストを身につけることでコミュニケーション・ツールとしての役割も担っていた。
ファッションとは、それを着用することで、アート同様にヒエラルキーや文化的アイデンティティーを外部に発信しながら他者とのコミュニケーションを可能にする消耗品である。現代におけるファッションは、コンテンポラリー・アートと密接不可分なものとなった。アートはもはや宗教やイデオロギーではなく、マーケティングに支配されてしまったからである。カリは、アート作品と洋服の境界線をぼかしながら、作品の主題同様に観客にアートの役割とステータスに関する疑問を投げかける。商業的役割を排除した先にあるアプロプリエーション(作品の流用、盗用)とコンセプト、アンデンティティーとライフスタイル、階級とセンスと言った複雑なアイデンティティーの関係性を可視化させることへのチャレンジである。インスタレーションとして、観客参加型の「メモリアル・スウェット」制作の場も設けられる。
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スケジュール
2016年2月10日(水)〜2016年2月27日(土)
開館情報
時間
11:00 〜 19:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料
無料
会場
児玉画廊|白金
http://www.kodamagallery.com/
住所
〒108-0072 東京都港区白金3-1-15 1F
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アクセス
東京メトロ南北線・都営三田線白金高輪駅より徒歩8分
電話番号
03-5449-1559
関連画像
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