終了した展覧会・イベントです
[画像: 折元立身「パン人間の息子+アルツハイマー・ママ」(1996)]

「生きるアート 折元立身」展

川崎市市民ミュージアム
終了しました

アーティスト

折元立身
折元立身(1946年川崎生れ、川崎市在住)は、パフォーマンス・アーティストとして、ヴェネチア・ビエンナーレを始め現代美術の前線で、40年以上に渡り、国際的な活動を繰り広げてきました。その作品は、ひとを驚かせるユニークな発想に満ちています。90年代には、顔一面にフランスパンを付けた異形で世界各地を旅し、現地の人々と交流した「パン人間」の路上パフォーマンスで注目されます。90年代後半には、自身が介護するアルツハイマー症の母を作品に登場させた「アート・ママ」のシリーズで世界的に知られるようになり、愛する母とのコレボレーションによる作家活動としてテレビや新聞・雑誌などでも取り上げられました。
折元の作品は、さまざまなひとびと(世界各地の道行く人々、介護する母、おばあさんたち、入院している人々…)との即興的なふれあいを通して生まれます。ふれあいの対象は、人間にとどまらず動物たち(うさぎ、豚、鶏、アルパカ、あひる、魚…)にまで及び、生きとし生けるものとのコミュニケーションをアートにするという独創的な世界を切り開きました。本展では、著しい進境を見せた1990年代から今日までとどまることなく繰り広げられてきた折元の創作の軌跡を、映像、写真、グラフィック、ドローイングといった多彩な表現で紹介します。

[関連イベント]
なんでもキャンバス!身近なものに絵をかいてみよう!
折元さんにとっては、日常生活がアートの源泉です。ビンやコップなど身の回りの物に絵をかく参加体験型ワークショップです。
日時: 5月5日 13:00~15:30
会場:1階 逍遥展示空間
講師:川口珠生(現代美術家)
対象:小学生以上※低学年は保護者同伴
定員:20名(要・事前申込。先着順)
参加費:500円

対談 折元立身×山下里加 「折元さんを知る」
アートジャーナリストの山下里加さんを聞き手に迎え、折元さんのアートの発想やこれまでの活動についての対談を行います。
日時地: 5月7日 14:00~15:30
会場: 3階 ミニホール
定員: 40名(要・事前申込。先着順)
参加費: 無料

トーク&ギャラリーツアー「折元さんと見る」
折元さんの解説付きで、企画展『生きるアート 折元立身』の展示会場を歩き、作家とトークしながら展示を見るツアーです。
日時: 5月14日 14:00~15:00
※当日の展覧会観覧券(有料)が必要となります。

新作パフォーマンス発表「車いすのストレス」
母を介護する折元さんにとって、車いすは不可欠なものですが、ときに介護から自由になりたいと思うこともあります。車いすにその思いをぶつけます。
日時: 6月11日 14:00~15:00
会場:1階 逍遥展示空間
パフォーマー: 折元立身
参加費: 無料

アーティストトーク「折元さんに聞く」
企画展「生きるアート 折元立身」の作家、折元さんが自らのアートについて語ります。また、来場者からの質問にお答えします。
日時: 6月25日 14:00~15:30
会場: 3階 研修室3
講師: 折元立身
定員: 30名(要・事前申込。先着順)
参加費: 無料

※関連イベントの詳細お申込みは公式ホームページをご確認ください。

スケジュール

2016年4月29日(金)〜2016年7月3日(日)

開館情報

時間
09:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日の場合は開館)
年末年始休館
入場料一般 700円、学生・65歳以上 600円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/orimoto/
会場川崎市市民ミュージアム
http://www.kawasaki-museum.jp/
住所〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)
アクセスJR線・東急東横線・東急目黒線武蔵小杉駅北口より川崎市バス「市民ミュージアム前」下車すぐ、JR南武線・東急田園都市線・東急大井町線溝口駅北口よりバス「市民ミュージアム前」下車すぐ、JR川崎駅中央西口より東急バス「とどろきアリーナ前」下車すぐ
電話番号044-754-4500
関連画像

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