終了した展覧会・イベントです

松本美枝子 「ここがどこだか、知っている。」

ガーディアン・ガーデン
終了しました

アーティスト

松本美枝子
松本美枝子は、自宅そばで起きた茨城県東海村の臨界事故と生活をテーマにした「美しき町」で第15回『ひとつぼ展』に入選しました。続く第16回同展では、水戸にある祖父宅の取り壊しの様子を追った「みんなの家」で連続入選を果たします。その後、水戸芸術館や、近年では、いちはら×アートミックス、鳥取藝住祭、茨城県北芸術祭などで作品を発表し、活躍の場を広げています。茨城県水戸市を拠点に活動する松本は、日常をテーマに、身近な人々や馴染みのある場所などを撮影してきました。2014年以降は、地域の歴史や産業などについて現地でリサーチを行い、社会的な事象も捉えた作品を発表しています。
本展では、2011年の震災直後から現在まで、各地で撮影した写真を、新作のスライドショーなどと合わせて展示します。自然がもたらす変化や人の力ではどうにもならないことが起きた時、場面が変わるように状況が 変わります。そのような出来事を経て、何が変わり、何が変わらないのかをテーマに、時間の経過や人々の記憶から紡ぎ出された物語を空間全体で表現します。
作家挨拶: 「考えながら歩く」制作メモより
あの日から私たちは、実に多くのものを失ってきた。本当のことを言うと、別にあの日の前からだって、それはそうだったのだけども、あの日を境に私たちは、自分たちが作り上げてきた時間帯を『失う』こともある、ということを、急に思い出したんだと思う。
どこで生まれても、いつの時代に生まれたとしても、人生はいつも同じだ、と私たちは言い切れるだろうか。
私たちはいまや夢から覚めた。忘れたままでいるよりは、そのほうが良いんだろ、と思いながら、私たちは地面の上をあてどなく歩く。
[関連イベント]
トークイベント(1) 「写真が物語れることとは何か」増田玲×松本美枝子
日時: 9月14日(木)19:10〜20:40
トークイベント(2) 「アート・ビオトープ〜芸術環境としての水戸のこと〜」中崎透×森山純子×松本美枝子
日時: 9月21日(木)19:10〜20:40
トークイベント(3) 「土地と時間を考える〜写真とフィールドワーク〜」港千尋×松本美枝子
日時: 9月26日(火)19:10〜20:40
※お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2017年9月5日(火)〜2017年9月29日(金)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
日曜日、祝日
備考
日曜日・祝日、9月18日と23日は休館

オープニングパーティー 2017年9月5日(火) 19:00 から 20:30 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_sec_ph_201709/gg_sec_ph_201709.html
会場ガーディアン・ガーデン
http://rcc.recruit.co.jp/gg/
住所〒104-8227 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル B1F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅C2出口より徒歩5分、JR山手線・京浜東北線・東京メトロ銀座線新橋駅銀座口より徒歩5分
電話番号03-5568-8818
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