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「テキスタイルワークス」展

多摩美術大学美術館
終了しました

アーティスト

木村和一、堀友三郎、わたなべひろこ、栗辻博、橋本京子、藤原大
現在の多摩美術大学テキスタイルデザインの系譜は、1935年に多摩帝国美術学校が創立した当初、図案科において染色教室として始まりました。本展では、多摩美術大学に縁のあるテキスタイル教育の現場を担当した作家たちの作品を紹介します。創設期に図案科で染色を指導していた木村和一(1888〜1963)は、糊防染を主とした染色を用いて、生きた図案を探求し、着物や帯に留まらず、漁村など生活の情景を染めました。木村の教え子の世代にあたる堀友三郎(1924〜2014)は、染色画という糊防染やロウケツ染めによる絵画性のある作品で、自然の美しさを追求しました。わたなべひろこ(1932〜)の作品の背景には、素材の多様性と可能性の対話が重ねられています。粟辻博(1929〜1995)は建築空間に鮮明な色彩と大胆な模様をもたらし、生活の彩を革新しました。橋本京子(1945〜)の独自の素材と織の技法によって作られた作品は、建築空間に呼応します。藤原大(1967〜)は様々にサイエンスとものづくりをデザインでつなぐ活動を国内外で行っています。6名の作家を通して、1930年代から今日に至るテキスタイルの多様性と、これからの可能性を感じていただけたら幸いです。

スケジュール

2017年4月5日(水)〜2017年7月2日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
※現在リニューアルに向け長期休館中
入場料一般 300円、大学生・高校生 200円、障がいのある方・中学生以下無料
会場多摩美術大学美術館
https://museum.tamabi.ac.jp/
住所〒194-0215 東京都町田市小山ヶ丘6-4-8(事務室)
アクセス※2023年3月31日をもちまして多摩市落合での事業は終了致しました。現在、リニューアルに向け準備中です。
電話番号042-706-7767(事務室)
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