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[画像: 松岡映丘 「春光春衣」 (1917)]

「日本画の教科書 東京編 - 大観、春草から土牛、魁夷へ -」 展

山種美術館
終了しました

アーティスト

横山大観、下村観山、菱田春草、松岡映丘、安田靫彦、東山魁夷
開館50周年記念特別展の最後を飾る本展では、前回展の「京都編」に続き、「東京編」として東京画壇の日本画家の作品をご紹介します。激しい近代化の波が押しよせた明治時代、画家たちは新しい日本画のあり方を求めて模索していました。東京美術学校の岡倉天心による指導のもと、横山大観、下村観山、菱田春草らが古典研究を重視しながらも、時代にふさわしい画題や表現を追求していきました。天心によって1898(明治31)年に創設された在野の美術団体・日本美術院は、紆余曲折を経ながらも現在まで続き、小林古径、安田靫彦、奥村土牛、平山郁夫など、数々の著名な画家を輩出しています。一方、1907(明治40)年、初の官営の美術展覧会として始まった文展は、日本画の近代化の上で重要な役割を担い、帝展、戦後の日展へと継承され、川合玉堂、東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄など多くの画家が活躍する舞台となっています。本展では、院展と日展の日本画家の作品を中心に、東京画壇の歴史に名を刻む主要な作品を一堂に展示いたします。当館の創立者で初代館長の山崎種二は、戦前・戦後を通して同時代の画家たちを支援し、直接交流しながらそのコレクションを築いていきました。開館のきっかけは、大観の「世の中のためになることをやったらどうか」という言葉であり、また周年などの節目の年に、画家たちが種二の依頼で揮毫した作品が当館コレクションに加わるなど、50年の歩みの中には、画家たちとの交流の軌跡が残されています。美術の教科書に登場するような名品の数々と、当館創立者・山﨑種二と画家とのエピソードを交えながら紹介し、近代から現代にいたる東京画壇の歩みをご覧いただきます。

[関連イベント]
トークイベント「美術感想文」
講師:山口晃(画家)
日時: 2017年3月12日(日) 14:00~15:30
会場: 國學院大學 学術メディアセンター(AMC)常磐松ホール
参加費: 2000円
定員: 250名 (先着順・事前予約・購入制)

※関連イベントの詳細は公式ホームページよりご確認ください

スケジュール

2017年2月16日(木)〜2017年4月16日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し、翌日火曜日休館
展示替え期間・年末年始休館
備考
休館日: 月曜日(ただし、3月20日は開館、3月21日は休館)
入場料一般 1200円、大学生・高校生 900円、中学生以下・障害者手帳提示とその介護者1名 無料
展覧会URLhttp://www.yamatane-museum.jp/exh/2017/nihonga.html
会場山種美術館
https://www.yamatane-museum.jp/
住所〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
アクセスJR・東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分、恵比寿駅西口1番乗り場より都バス(学06番・日赤医療センター前行)広尾高校前下車徒歩1分、渋谷駅東口ターミナル54番乗り場より都バス(学03番・日赤医療センター前行)東4丁目下車徒歩2分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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