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[画像: 舟越桂「青の書」 楠木にペイント、大理石、ガラスにステンレス、スズ 97.5 x 47.5 x 30 cm]

「Summer Show 2017」展

西村画廊
終了しました

アーティスト

舟越桂、小林孝亘、三沢厚彦、指田菜穂子、町田久美
舟越桂は、長方形のガラスを頭部にまとった女性の半身像を出品します。知性を感じさせる青色のガラスは、人物像のすべらかな肌と意想外の調和を成し、この木彫に斬新な造形美をもたらしています。あわせて、同彫刻のためのドローイングも出品します。小林孝亘は、不可能なバランスで組まれた積木と、森の中に逆さまに置かれた不可解な大きさの壷を描いた、2点のペインティングを出品します。現実には起こりえない光景が日常的な実感を伴って成立した両作品の不思議なリアリティは、絵画のみが生み出しうる特有の感覚といえるかもしれません。三沢厚彦は2000年以来取り組んでいる、動物をシンボリックな姿形で彫像したANIMALSのシリーズから、初のモチーフとなる子鹿の彫刻を出品します。押江千衣子は、従来の作風とは一線を画す抑えた色彩で、咲き散ったオオデマリの花びらをとらえたペインティングを出品します。曽谷朝絵は、移り変わる日射しの姿を表現したペインティング“The Light”を出品します。重なり合う光の軌跡が過ぎ去った時間も感覚させる本作は、視覚的であると共に体感的であり、インスタレーション的要素を多分に含む曽谷の絵画の特色が見事に凝縮されています。指田菜穂子は、十二星座をマッチラベル大の紙に描いた12点の連作と、日本文学をテーマにしたペインティング2点を出品します。ある年に発表された文学作品の登場人物を題名に入れた後者のシリーズは、「時間」や「時代」を表現しようとする試みで、その文学の内容ではなく、その文学が発表された年の世相が描かれています。町田久美はペインティングを1点出品します。

スケジュール

2017年7月11日(火)〜2017年9月2日(土)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
開館時間:8月6日〜21日 は夏期休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.nishimura-gallery.com/exhibition/2017/1707_SummerShow/SummerShow2017.html
会場西村画廊
http://www.nishimura-gallery.com
住所〒103-0027 東京都中央区日本橋2-10-8 日本橋日光ビル9F
アクセス東京メトロ銀座線日本橋駅B4出口より徒歩2分, 東京メトロ東西線日本橋駅C4出口より徒歩2分, 都営浅草線日本橋駅D4出口より徒歩2分, JR東京駅八重洲北口より徒歩8分
電話番号03-5203-2800
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