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第9回恵比寿映像祭 「マルチプルな未来」

東京都写真美術館
終了しました

アーティスト

石川卓磨、金氏徹平、森村泰昌、フィオナ・タン、豊嶋康子
恵比寿映像祭は、年に一度、東京・恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・イヴェント、トーク・セッション等を複合的に行うことを通じて、映像分野における創造活動の活性化と、優れた映像表現やメディアの発展を、過去から現在、そして未来へといかに継承していくかという課題について、あらためて問い直し、対話を重ね、広く共有する場となることを目指す、ユニークなフェスティヴァルです。東京都写真美術館リニューアル開館後の最初の開催となる第9回は、ふたたび東京都写真美術館全館を主会場として使うとともに、休館中に深めた地域とのつながりを加え、さらなる充実をはかります。
映像やメディア技術の発達は、世界の見え方を変えるだけでなく、わたしたちの身体やそれをとりまく社会のあり方にも少なからず影響を与えてきました。複数の他者と同時に接続可能となったグローバルな情報ネットワーク社会。そこでは、不特定多数との情報共有や自由な増殖・派生を前提とした新しい創造の形が生まれる一方で、個々人のあり方や関係性もまた大きく変質しています。複製可能であること、マルチプルに(同時に多数)存在すること。それはオリジナルだったはずのものへの疑問符となります。マルチプルな(多くの部分や要素が織りなす)営みの果てに、「未来」は刻々と形作られています。「未来」は既にわたしたちの中でも起こっているのです。
第9回恵比寿映像祭では、「マルチプルな未来」を総合テーマに、複製技術をともなう映像の特質と、その発達とともに個人や社会にもたらされている変化が指し示すものについて考えたいと思います。
会場: 東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所 ほか
※レクチャー、シンポジウムなど関連プログラムは公式ホームページをご確認下さい。

スケジュール

2017年2月10日(金)〜2017年2月27日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
木曜日・金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
開館時間: 10:00~20:00
入場料無料、ただし定員制のプログラム(上映、ライヴ、レクチャーなど)は有料
展覧会URLhttps://www.yebizo.com/jp/
会場東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/
住所〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
アクセスJR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩11分
電話番号03-3280-0099
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