終了した展覧会・イベントです
[画像: 荒川文彦 髹漆輪花盤「明輝」44×3.8cm 佐藤亮 鉢「Night Storm」34×33.5×10.5cm]

佐藤亮 + 荒川文彦「-かぜのゆくえ・ほしのみち-」

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

佐藤亮、荒川文彦
墨彩を思わせる九谷焼の新境地を拓き、和光にて過去12回の個展を重ねる陶芸家・佐藤亮氏。同じ石川県・山中温泉に工房を構え、さまざまな漆の塗り立て技法の極致を見出した漆芸家・荒川文彦氏。九谷焼と山中塗の伝統工芸から、抜きんでた作家による二人展を行います。佐藤氏は、早稲田大学を卒業後会社勤務を経て作陶の道へ進んだ異色の経歴の持ち主。「色絵を、絵の工芸をやりたかった」と、九谷の世界に飛び込みました。九谷焼本来の花坂陶石と九谷五彩を用いながら、長年の作陶テーマである「風」をモチーフに、これまでの伝統的九谷にはない淡彩色の柔和な色絵技法を確立しました。一方、荒川氏は山中塗の塗師の家に生まれた三代目。 轆轤 ろくろ の山中と言われる中で、塗りの技を駆使して漆本来の艶や色味を得る 髹漆 きゅうしつ により、深淵な漆の美を確立。天体少年だった頃からの憧れ、「星」を題材にモダンな作品表現に挑みます。この競演に「星も風も、一種の“自然観”だと思うのです。感じるものをどう現代の工芸として形にするか、楽しい命題です」と佐藤氏。荒川氏も「陶と漆の異なるジャンルで、お互いの表現を刺激し合い、果てのない可能性を広げたい」と、応じます。陶板と漆を組み合わせた壁面作品を含め、大鉢から盤、盃、陶箱など各々の持ち味を生かした100余点が会場を彩ります。
[関連イベント]
作家によるギャラリートーク
日時: 7月9日(日)14:00~

スケジュール

2017年7月7日(金)〜2017年7月17日(月)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.wako.co.jp/exhibitions/549
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します