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「アジアの写真家たち2017 - カンボジア - 」展

ニコンプラザ東京
終了しました

アーティスト

Philong Sovan、Pha Lina
カンボジアの国土面積は日本の約2分の1で、経済成長率は7%台で推移している。農業が主力であるが工業では繊維、織物が基幹産業で日本への輸出額も他の国と比べ多い。カンボジアは9~13世紀に、同国を統治したクメール王朝が最盛期を迎え、アンコールワットの寺院群が多く建造された。日本からは毎年多くの観光客がカンボジアを訪問するが、そのお目当ては世界遺産のアンコールワットで、日本人にとって、大変馴染み深い国の一つである。その後ヨーロッパの諸国からの侵略によって植民地時代が長かったが、クーデターを経てヨーロッパ諸国の支配から独立し、ポル・ポト政権が実権を握った1975年以降、崩壊するまでの数年間は政権が目指した政策遂行のために知識人、医者、文化人、芸術家など100万人~200万人ともいわれる人々が逮捕、虐殺された悲しい時代があった。このため、カンボジアの教育、文化、芸術、医療等あらゆる分野で、優秀な人材を失うことになった。1992年、民主化が実現したカンボジアは、新たな国造りのため、国の総力を挙げて取り組、その成果が実りだしている。
写真文化の世界に於いても将来性のある若手写真家が多く活躍するようになり、今後の飛躍が期待される。今回は6人の写真家による写真展を3か所のギャラリーで開催する予定である。写真展ではシェムリアップを中心にした観光地アンコールワットの華麗な表現とは異なるカンボジアの人々の暮らしぶりや若い感性で捉えられたコンセプチュアルな作品群は新たな感動を呼ぶものと期待する。一方で、華やかな世界とは異なる同国の人々の質素な暮らしの一面に接することにより、日本とカンボジア両国の相互理解が進むことを期待したい。 (日本写真協会)

スケジュール

2017年5月23日(火)〜2017年6月5日(月)

開館情報

時間
10:3018:30
最終日は15:00まで
休館日
日曜日
年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は休館
入場料無料
会場ニコンプラザ東京
https://www.nikon-image.com/support/showroom/tokyo/event.html
住所〒163-1528 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー 28F ニコンプラザ新宿内
アクセスJR新宿駅西口より徒歩10分
電話番号03-3344-0565
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