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下沢 敏也 「北の大地から」

柿傳ギャラリー
終了しました

アーティスト

下沢敏也
下沢敏也は、北海道を代表する陶芸家である。彼は平成23年、北海道文化奨励賞を受賞した。その活動は国内に留まらず、韓国、中国、ニューヨークと幅広い。下沢の作品は、北の大地の壮大な時間の流れの中から、生命(いのち)の記憶を探り出そうとしている。代表作の一つであるRe-birthは、朽ち果てていくものから生まれ変わる時間の経過を含めた<風化から再生へ>をテーマに制作している。その一方で、下沢は茶碗や陶筥といったうつわにも挑戦している。とくに自由で造形性豊かな織部焼に魅かれるという。その理由は、織部焼が懐石のうつわとして誕生したからである。
今展にも織部や粉引の陶筥、罅裂紋(かれつもん)の茶碗などが出品されているが、そのどの作品からも北の大地の惠みが感じられる。それは、下沢が北の大地の陶土にこだわり、うつわに生命(いのち)を吹き込んでいるからであろう。すなわち、下沢のうつわは北の大地から生まれたやきものなのである。 —森孝一(美術評論家・日本陶磁協会常任理事)
[関連イベント]
ギャラリートーク「下沢敏也 × 森孝一」&レセプション
会期二日目の夕、下沢 敏也氏と森 孝一氏によるギャラリートークとささやかな小宴を開催します。キリっと冷えたスパークリングワインと柿傳のおつまみで、楽しい一時になればと願っております。(申し込み: 不要)
日時: 9月2日(土) 17:30〜19:00

スケジュール

2017年9月1日(金)〜2017年9月7日(木)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
最終日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttp://www.kakiden.com/gallery/archives/22586/
会場柿傳ギャラリー
http://www.kakiden.com/gallery
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル B2F
アクセスJR新宿駅中央東口より徒歩1分
電話番号03-3352-5118
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