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[画像: 歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」後期展示]

「浮世絵動物園」展

太田記念美術館
終了しました

アーティスト

歌川国芳、歌川広重、歌川芳豊、河鍋暁斎、月岡芳年
ペットとして愛された猫や金魚、擬人化されたタコや狐、龍や河童。2010年に多彩な動物を描く浮世絵をご紹介し好評を博した「浮世絵動物園」展がパワーアップして帰ってきます。展示総数は前回の2倍となる約160点。前回をご覧になった方もそうでない方も、きっとお気に入りの動物に出会えるはず。この春は美術館でもかわいい動物の姿をお楽しみください。
動物を描く浮世絵と言えば、歌川国芳によるかわいい猫の絵を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、動物を得意としたのは国芳だけではありません。本展には鈴木春信、葛飾北斎、歌川広重、月岡芳年、河鍋暁斎といった名だたる絵師たちが登場。それぞれの個性が発揮された動物描写も注目です。
国宝「鳥獣戯画」(平安~鎌倉時代)からディズニー映画まで、擬人化された動物の活躍は長く愛されてきました。浮世絵でもタコが踊り、鳥が芸を披露し、猫はお蕎麦を食べて。ほかにも相撲をとったり喧嘩したりと大忙し。身近な動物たちが江戸っ子さながらに振る舞う愉快な姿は、本展の見どころのひとつです。
全ての干支を合体させた「家内安全ヲ守 十二支之図」のように、実際には存在しない空想上の動物も描かれました。一方で、舶来し見世物として話題を呼んだ象や豹を写した絵、珍しい生物を図鑑の挿絵のように精緻に描写した作品も残されます。絵師たちは創造力と観察眼とを発揮しながら様々な珍獣の絵を世に送り出したのです。
前期 4月1日(土)~26日(水)
後期 5月2日(火)~28日(日)
※前後期で展示替えあり

[関連イベント]
学芸員によるスライドトーク
日時: 4月8日(土)、11日(火)、19日(水)、5月11日(木)、17日(水)、23日(火) 各日 14:00~(40分程度)
場所:太田記念美術館 視聴覚室(B1)
申込不要、参加無料(要入場券)

スケジュール

2017年4月1日(土)〜2017年5月28日(日)

開館情報

時間
10:3017:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替え期間・年末年始休館
備考
4月3・10・17・24・27~30日、5月1・8・15・22日は休館
入場料一般 700円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/ukiyoezoo
会場太田記念美術館
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
アクセス東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩1分、JR山手線原宿駅表参道口より徒歩3分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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