終了した展覧会・イベントです

「アートはサイエンス」展

軽井沢ニューアートミュージアム
終了しました

アーティスト

マルセル・デュシャン、ナム・ジュン・パイク、荒木博志、四谷シモン、西島治樹
戦後、日本の産業・科学技術は急成長を遂げてきました。自動車や家電製品は、当時の人々に新しい技術として受け入れられ、広く普及しました。その後の約70年間でそれらは進歩し、現代ではコンピューターを利用した“最先端の科学技術”による様々な製品が身の回りに当然のように存在しています。科学の進歩に合わせ、私たちの生活も気付かないうちに変容してきました。それに伴い、美的感性もまた多様化しているのではないでしょうか。 このたび注目するのは、“科学技術の発展によって新たに生まれる芸術表現”であり、それらと共に成長する未来です。20世紀初頭から戦後の前衛の時代には、科学技術が実験的な試みとして芸術作品の中に登場しました。そして現代においては、コンセプチュアルな面から空想や理念を具現化するために最新テクノロジーが駆使されています。 メディア・アートでもその進化を見てとることができます。ナム・ジュン・パイクが開拓したビデオ・アートは、美術に「映像」という分野を生みだしました。以後、コンピューターグラフィックスの進化やパソコンの普及に伴い、かつて専門分野であったそれらはより身近なものとなりました。近年、美術館や博物館での展覧会においても映像をはじめとする様々なメディアの導入がなされています。また、インタラクティブな要素を持つ作品の展示は、新感覚のアートとして常に話題を集めています。 今回の展示では、多様化する “現代美術”の新たな可能性を指し示すひとつの動向として、科学の発展を味方に付けたスタイルの展開を追い、芸術家が切り開こうとしている領域を紹介します。

スケジュール

2017年4月29日(土)〜2017年9月18日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
開館時間: 4月〜6月 10:00~17:00、7月〜9月 10:00~18:00
入場料一般 1200円、65歳以上・大学生・高校生 900円、中学生・小学生 600円 未就学児 無料
展覧会URLhttp://knam.jp/exhibitions/2017/アートはサイエンス/
会場軽井沢ニューアートミュージアム
http://www.knam.jp/
住所〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
アクセスJR線・しなの鉄道軽井沢駅北口より徒歩7分
電話番号0267-46-8691
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