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「線の造形、線の空間 飯塚琅玕齋と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸」展

智美術館
終了しました
竹工芸の作品は、しなやかで強靭な竹の特性を生かし、編組(へんそ)技術によって形づくられます。竹を割り、削って加工した多様な「線」は豊かな表情や質感を示し、作品に応じて選ばれ、巧みに用いられます。そして「線」の連なりは、構造と同時に装飾ともなり、空間を包み透かして立ち上がる竹の造形を創出するのです。竹工が職人的な技芸を超えて、個人の表現として追求されるようになるのは大正、昭和期のことです。本展では、その時期に東京を拠点に活躍した飯塚琅玕齋(1890‐1958)と大阪・堺を拠点に活躍した初代田辺竹雲斎(1877‐1937)を中心に、琅玕齋の兄・二代飯塚鳳齋(1872‐1934)、琅玕齋の息子・飯塚小玕齋(1919‐2004)、そして二代竹雲斎(1910‐2000)、三代竹雲斎(1941‐2014)、四代竹雲斎(1973-)の作品を展示します。二つの家系、作家7人の作品120点余によって、大正、昭和、そして現在までの竹工芸作品を見渡し、各作家が既存の技法や前の世代の制作を革新させてきた「線」による立体造形の魅力をご紹介します。

[関連イベント]
スペシャルトーク
1.「竹雲斎が継承するもの」
日時: 5月19日(土)15:00〜
ゲスト: 4代田辺竹雲斎氏
2.「琅玕齋を中心に飯塚家の制作について」
日時: 6月16日(土)15:00〜
ゲスト: 鈴木さとみ(栃木県立美術館学芸員)
*詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2018年4月14日(土)〜2018年7月16日(月)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 ¥1000、大学生 ¥800、小学生・中学生・高校生 ¥500
展覧会URLhttp://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html
会場智美術館
http://www.musee-tomo.or.jp/
住所〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
アクセス東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩6分、東京メトロ銀座線・南北線溜池山王駅13番出口より徒歩7分、東京メトロ銀座線虎ノ門駅3番出口より徒歩8分
電話番号03-5733-5131
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