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[画像: 朴栖甫、 「描法 No.1-67」、 1967、 pencil and oil on canvas、 64.8 x 91 cm]

「韓国・五人の作家 五つのヒンセク <白>」展

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

権寧禹、朴栖甫、徐承元、許榥、李東熀
東京画廊が1975年に行った「韓国・五人の作家 五つのヒンセク〈白〉」展は、韓国の現代美術を日本にはじめて紹介した展覧会です。1972年、オーナーの山本孝は、日本以外のアジアの美術に目を向けるべく、アーティストの斉藤義重や高松次郎、美術評論家の中原佑介とともに韓国を訪れます。これをきっかけとして企画された同展には、権寧禹(1926-2013)、朴栖甫(1931-)、徐承元(1941-)、許榥(1946-)、李東熀(1946-2013)という五人のアーティストが参加しました。白色を基調とした彼らの出展作は、現在国際的に注目が高まる韓国の単色画の源流として認知されています。単色画とは、1970年代ごろに始まった韓国美術の傾向で、同時代に運動として組織されたものではありませんが、モノクロームや反復性、マテリアルの可塑性などを共通の特徴としています。西洋におけるアンフォルメルやミニマリスムと同時代の美術動向ですが、アジア的心性を基盤とするその表現は、描くという行為を通じて、所与としての自然と対峙することを目指すものです。彼らの試みは、現在、韓国最初の前衛絵画として国際的評価を得ています。最初の「ヒンセク」展から43年を経て企画される本展では、それぞれの作家の当時の作品と近作を並べて展示いたします。同じ東京という土地において、43年という時間の経過が、作風の継続性と変化として現れることは興味深いことでしょう。

スケジュール

2018年3月10日(土)〜2018年4月28日(土)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
土曜日: 11:00-17:00
入場料無料
展覧会URLhttp://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/intokyo/55.html
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
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