終了した展覧会・イベントです
[画像: 𠮷田幸央×鈴木秀昭作「陶筥 𠮷田幸央×鈴木秀昭」(径9.5×高さ12.6㎝、磁器)]

?田幸央 + 鈴木秀昭 「金彩の美学」

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

𠮷田幸央、鈴木秀昭
九谷焼の名窯「錦山窯」の四代目当主・𠮷田幸央氏は、「釉裏(ゆうり)金彩」の人間国宝である父・美統(みのり)氏から金彩を学んだうえで、淡い色を重ねてさまざまな色を表現し、金泥で線描をほどこしたり、金箔を焼き付けたりする金襴手の伝統技法を用い、新しい表現の器を制作しています。一方、まるで細密画のように細かな筆致の模様で、器に小宇宙を表現する鈴木秀昭氏。深みのある色合いと煌びやかな金彩をうまく融合させたその感覚は海外でも高い評価を受けています。「伝統工芸としての金彩」をほどこす𠮷田氏と、「現代美術としての金彩」の鈴木氏。𠮷田氏は「2人とも金彩を使っていますが、作品の印象はまったく異なります。私の場合、幼少から金が身近にあり、今や体の一部とも言えます。それゆえか、私の使い方は柔らかくて静か。一方、鈴木氏の金は力強くて饒舌です。この表現を目の当たりにしていただけたら」と話します。鈴木氏は「金には魔力が備わっていると思っています。例えば、古来、寺院に多用されていたり、“彼岸”の象徴としてあしらわれたりと、金は私たちを非日常の世界へ誘う格別な存在。私の作品には不可欠なものです」と言います。今展では、そんな2名の新作やコラボレーション作品を含む百余点を展観します。

[関連イベント]
出品作家とゲストによるギャラリートークを行います。
日程: 3月25日(日曜日)外舘和子さん(美術評論家)、3月31日(土曜日)黒崎 敏氏(建築家)各14:00~
会場: 和光ホール

スケジュール

2018年3月23日(金)〜2018年4月1日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.wako.co.jp/exhibitions/575
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

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