終了した展覧会・イベントです
[画像: 沖潤子 蜜と意味 01, 2018 Photo by Keizo Kioku © Junko Oki Courtesy of KOSAKU KANECHIKA]

沖潤子「蜜と意味」

KOSAKU KANECHIKA
終了しました

アーティスト

沖潤子
沖潤子は、古い布やボロが経てきた時間、またその物語の積み重なりに、刺繍と彼女自身の時間の堆積を刻み込み、紡ぎ上げることで、新たな生と偶然性を孕んだ作品を完成させます。プロダクトデザインの仕事をしていた沖は、亡くなった母親の大事にしていた古いリバティの布を自身の娘が切り、とても自由な発想で刺繍付きのバッグを作ってプレゼントしてくれたことをきっかけに、引き取っていた母親の洋裁道具や布を使って創作活動を開始しました。古い布をつなぎあわせ長い時間をかけて針を刺していき、最後は石鹸で洗い、干す。洗っていないボロからは黒い汁が出たり、また色のついている布からは色落ちして針目が染まります。この一連の作業を沖は「参加する」「混ざる」という言葉を使って表現します。そうすることで、布がもつ歴史、手の記憶が呼び起こされ、沖の作品として新たな生を得るのです。また下絵を描かずに施される細かな糸による針目は、縦横無尽に生地に広がり、刺繍とは思えぬほど濃蜜で力強い表情で、鑑賞者を圧倒します。本展では新作約12点を展示します。

スケジュール

2018年6月9日(土)〜2018年7月21日(土)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2018年6月9日(土) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://kosakukanechika.com/exhibition/mitsu_to_imi/
会場KOSAKU KANECHIKA
http://kosakukanechika.com/
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
アクセス東京モノレール・りんかい線天王洲アイル駅より徒歩8分、JR品川駅港南口3番乗り場より都営バス(八潮パークタウン行き、品91)「天王洲橋」下車徒歩3分
電話番号03-6712-3346
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