終了した展覧会・イベントです

「島本脩二『本を作る』展 - デザイナーと編集者の役割 - 」

武蔵野美術大学 美術館・図書館
終了しました

アーティスト

島本脩二
武蔵野美術大学のデザイン教育アーカイブは、本学のデザイン教育の発展に尽力してきた講師の成果を展覧する目的で企画されています。時代とともに美術・デザインの領域が拡大し、高い専門性とそれらを結びつける能力が重視される中で、第一線で活躍する講師の熱意あふれる指導が本学のデザイン教育を多方面から支えています。本展は、視覚伝達デザイン学科の授業「編集とデザイン」の紹介を通して、その講師を務めた編集者、島本脩二(1946-)のデザイン教育の実践を紹介します。「本」は著者と編集者、デザイナーの協働作業で作られます。島本は授業の中で、印刷や紙、製本など、「本」を作る過程で欠かすことのできない編集者とデザイナー両者が関わる領域を扱いながら、それぞれの役割について伝えてきました。展示では、学生自らが著者、編集者、デザイナーとなり、10年後の自分を読者と想定して制作した課題書籍『20xx年の私』約180点を一堂に展観し、島本のデザイン教育の成果をご紹介します。会場で実際に手にとって閲覧いただくことで、美術大学で学ぶ彼らの日常と豊かな表現力、そして課題制作にかけた熱量を間近で感じていただけることでしょう。あわせて、50年以上にわたり島本が編集を手がけた「本」約140点をご紹介します。ベストセラーとなった『日本国憲法』(1982年)をはじめ、『週刊ポスト』『写楽』等の雑誌や音楽グループYMOの写真集など、幅広い分野にわたる著者たちとの仕事の全貌を展観します。島本が本学の講座で伝えてきた「編集者の役割」とは何か、島本自身の仕事と学生の作品を通して、その思想と実践に迫ります。
会場: 武蔵野美術大学美術館展示室1
[関連イベント]
対談イベント(島本脩二 × 卒業生)
日時: 10 月 19 日(土)17:00-18:30
会場: 武蔵野美術大学 美術館ホール
出演: 島本脩二、保田卓也(デザイナー、2006 年度受講生)、團之原万葉(記者、2013 年度受講生)
進行: 白井敬尚(本展監修者、本学視覚伝達デザイン学科教授)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年10月14日(月)〜2019年11月9日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00〜17:00
休館日
水曜日
展示準備期間、入構禁止期間は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/15934/
会場武蔵野美術大学 美術館・図書館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/
住所〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
アクセス西武国分寺線鷹の台駅より徒歩18分、JR中央線国分寺駅北口4番停留所より西武バス約25分 「武蔵野美術大学正門」下車、JR中央線立川駅北口5番停留所より立川バス約25分 「武蔵野美術大学」下車
電話番号042-342-6003
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します