終了した展覧会・イベントです
[画像: 鈴木竹柏 日本画・日展顧問 「緑 輝く」]

「第3回 美の魁け - 日展の現代 - 」

セイコーハウス銀座ホール
終了しました
日本の美術は1万年以前の縄文土器から現代の漫画やアニメさらに茶の湯、花、和食、デザイン、ファッションなどの生活文化に至るまでさまざまなジャンルを形成し、その多様性、特異性が世界から注目されはじめています。この背景には、明治政府が1907年にフランスの官設サロンに倣って日展の前身である文部省美術展覧会を創設した功績も特筆されるべきでしょう。日展は明治から今日に至るまで、110余年にわたり日本の美術界の中心にあって常に日本美術を革新しリードし続けてきました。現在の日展は毎年秋に六本木の国立新美術館で開催され、日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門で構成された日本最大の公募展です。展示は、11,000名を超える応募者の中から厳正に審査された約3,000点の作品を一堂に公開しています。和光では、日展の開催に先駆けて、日常生活で身近に置いて楽しめる小品を中心とした「美の魁けー日展の 現代 いま―」展を開催します。この展覧会は、奥田小由女理事長をはじめ日展巨匠の作品が親しみやすく間近に鑑賞できるのが特徴です。文化庁は来年度に向けて大規模な日本博覧会を組織し、日本の文化芸術を世界に発信することを計画しています。それは、日本政府が文化芸術を積極的に活用して、地域社会の観光やまちづくりを指針に掲げているからです。21世紀の美術は、日展が創設された頃とは大きく様変わりして、その価値観が大きく転換し始めています。今日の銀座は世界中から観光客が集まり、これまでにない活況を呈しております。日本美術の真髄を広く社会に公開することは、まさに銀座を訪れる国内外の人々に対して最高の「おもてなし」となり、真に「美の魁け」となるのではないでしょうか。
[関連イベント]
ギャラリートーク
会場にて出品作家によるギャラリートークを予定しております(各日 14:00~)。
10月26日(土)福田千惠さん(日本画)
10月27日(日)藤森兼明さん(洋画)
11月 2日(土)山本眞輔さん(彫刻)
11月3日(日)黒田賢一さん(書)
11月4日(月)武腰敏昭さん(工芸美術)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2019年10月25日(金)〜2019年11月4日(月)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.wako.co.jp/exhibitions/634
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

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