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「東下」展

rusu
終了しました
本展は今春、京都造形芸術大学、京都精華大学を卒業した6人のアーティストによるグループ展である。人間と存在、自他の関係性について考察し、近年は他者としての「顔」を描く大西晃生、脳内 ( 右脳 ) で放映されているテレビアニメのスクリーンショットを描くというテーマで主にペインティングを制作する颯ヒロセ、グラフィックや立体、インスタレーションなどジャンルを超えた表現方法を用いて、断片的な視覚情報を再構築し、可視化することをテーマに制作する宮崎聖也、対象をトレースするようになぞり、鉛筆や木炭などを用いて緻密かつ大胆に描き出す片寄優斗、自分が衝撃を受けたイメージをコラージュし、幼少期の純粋な感情を思い出す為に制作している新井和洋、「自らの記憶の再構築」をテーマとして異形のキャラクターをグラフィックやペインティングといった方法で制作する瀬尾椋生。6人は全員がほぼ同じタイミングで上京し、アーティストとして活動をしている。タイトルである「東下(あずまくだり)」は「伊勢物語」の九段「東下り」に由来しており、かつて都とされていた地であり作家らにとって制作の中心的な場所でもあった京都を離れ、東京に来て数ヶ月余、その生活の中で得られた新たなイメージを構築する。本展は「ある男」が都を離れ様々なものと出会っていく「東下り」のに見立てる事で、一人ひとりを「ある男」と重ね、日々変わり続ける6人の作家の現在を提示するものとなっている。また、会場となる rusu は古民家のつくりを残した生活感のあるスペースである。「古民家」という空間性を生かし、それぞれが次なる場所へ向かうための一時的な拠点、もしくは秘密基地のような空間を仮設的に作り出す事を試みる。
参加作家: 大西晃生、颯ヒロセ、宮崎聖也、片寄優斗、新井和洋、瀬尾椋生

スケジュール

2019年10月14日(月)〜2019年10月21日(月)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間 12:00〜20:00

オープニングパーティー 2019年10月13日(日) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
会場rusu
http://rusu-meguro.blogspot.com/
住所〒153-0064 東京都目黒区下目黒3-4-9
アクセスJR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線目黒駅正面口より徒歩9分
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