終了した展覧会・イベントです

「スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ—記憶の表象」展

武蔵野美術大学 美術館・図書館
終了しました

アーティスト

スタシス・エイドリゲヴィチウス
このたび、武蔵野美術大学美術館・図書館では、ポーランド共和国と日本の国交樹立100周年を記念して、展覧会「スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ 記憶の表象」を開催いたします。当館が収集してきたポーランドポスターは800点を超え、ポスターコレクションの中で一つの重要なジャンルを形成しています。また、1990年代から現在までポーランドポスターやアーティストブックの展覧会を度々開催してきましたが、特にその中でもリトアニア出身で、ポーランドを代表する作家であるスタシス・エイドリゲヴィチウス(1949-)は重要な位置を占めています。これまで日本では、スタシス作品においてはポスターや絵本を中心に紹介されてきましたが、本展では彼の50年以上に及ぶ活動の中から、スタシス本人が作品選定に関わり、日本で展示される機会の少なかった最初期のエクスリブリス(蔵書票)、ミニアチュール(細密画)や写真作品を中心に紹介します。さらに、絵本の原画やドローイング、演劇など多様な作品群を展示し、その創造領域の広がりを展観します。特に、スタシス自身の「記憶の表象」として描かれた人物像をめぐって、多様な表現メディアに描き出された故郷リトアニアの〈原風景〉や、ポーランドで確立した〈演じる〉〈覆う〉などの〈マスク〉を介した比喩的表現に焦点をあて、作品の根底に流れるスタシス自身の「記憶の源泉」をたどります。様々な分野の作品に広がるスタシスの描画による表現と思考の探索、その創造の根底に流れる記憶の表象、「リトアニアの土とワルシャワの風を混ぜ合わせる」*とも言われる多様な技法を駆使した表現を探求し、スタシス作品の魅力の本質に迫ります。*グラフィックデザイナーの田中一光が2002年にスタシスに贈った言葉より
会場: 武蔵野美術大学美術館 展示室3・4・5、アトリウム2
[関連イベント]
1. ギャラリートーク
日時: 9月17日13:00~14:00
参加者: スタシス・エイドリゲヴィチウス、今井良朗(武蔵野美術大学 名誉教授)
2. 講演会
日時: 9月19日16:30~18:00
参加者: スタシス・エイドリゲヴィチウス、寺山祐策(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科主任教授)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年9月2日(月)〜2019年11月9日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00〜17:00
休館日
水曜日
展示準備期間、入構禁止期間は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/15937/
会場武蔵野美術大学 美術館・図書館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/
住所〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
アクセス西武国分寺線鷹の台駅より徒歩18分、JR中央線国分寺駅北口4番停留所より西武バス約25分 「武蔵野美術大学正門」下車、JR中央線立川駅北口5番停留所より立川バス約25分 「武蔵野美術大学」下車
電話番号042-342-6003
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します