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「現代の書 新春展 - 今いきづく墨の華 - 」展

セイコーハウス銀座ホール
終了しました
終戦直後の1948年から続く、国内最大規模の書道展「毎日書道展」は71回を重ねてきました。今年も、約32,000点の出品点数を誇る同展の最高峰の書家23人の作品を展示する「現代の書 新春展」を和光ホールで開催します。「漢字」「かな」「近代詩文書」「大字書」「篆刻」「刻字」「前衛書」という多彩な7部門の構成です。出品者のお一人で、毎日書道会理事や書道芸術院理事長を務める辻󠄀元大雲さんにお話を伺いました。辻󠄀元さんは、詩歌や現代文などの新しい文章スタイルを表現する「近代詩文書部」に所属し、今回、俳人・片山由美子さんの作品を書かれました。「いかにも新しい年を迎えるという清々しい情景が浮かぶこの俳句に出合って、ぜひ書で表したいと思いました。太く厚みのある柔らかな筆と、やや細身の筆の2本で書いたことで面白い線が生まれたと思います」とおっしゃいます。「筆で書くということは、そのときの呼吸や姿勢が自然と出るものです。そんな筆づかいと、墨、紙の取り合わせから生まれる表情は幅広く、そして奥深く、無限であり、一期一会でもあります。これが書の大きな魅力でしょう」。令和初の開催となる今展。心新たに日本の伝統文化と向き合ってはいかがでしょうか。
参加作家: 赤平泰処/石飛博光/薄田東仙/遠藤 彊/大井錦亭/片岡重和/鬼頭墨峻/下谷洋子/関口春芳/大楽華雪/辻󠄀元大雲/仲川恭司/中野北溟/中原志軒/中原茅秋/永守蒼穹/船本芳雲/堀 吉光/松井玉箏/宮崎紫光/室井玄聳/柳 碧蘚/渡辺墨仙
[関連イベント]
ギャラリートーク
会場にて書家によるギャラリートークと図録サイン会を行います(各日15:00~)。
1月6日: 鬼頭墨峻さん(漢字)
1月7日: 室井玄聳さん(漢字)
1月8日: 下谷洋子さん(かな)
1月9日: 船本芳雲さん(近代詩文書)
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2020年1月3日(金)〜2020年1月9日(木)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.wako.co.jp/exhibitions/644
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

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