この度、東京とアントワープのカルチャーとマインドを提案し続ける「th」が、アントワープを拠点に活動する写真家ロナルド・ストゥープスの初来日を記念し、80 年代からアントワープファッションを撮り収めた作品集の出版、及び日本初となる写真展をGallery 38 にて開催致します。
80年代にモデルとしても活動していたロナルド・ストゥープスは、仲間であるデビュー以前のマルタン・マルジェラの誘いでカメラマンとしてのキャリアをスタートしました。初期のマルタン・マルジェラやアントワープ・シックス、ラフ・シモンズ等、様々なデザイナーのヴィジュアル制作を裏方として支え、アントワープファッション史においても非常に重要な役割を担っていると「th」デザイナー堀内太郎は考えています。
「th」のイメージヴィジュアルは、ファーストシーズンからロナルド・ストゥープスと共に制作しています。ロナルドにとって日本は⻑年訪れたかった場所の一つであり、今回が初来日となります。
堀内がディレクションする本展では、初来日を記念してアーカイヴ作品の展示、販売と共に、彼一人の名義としては初の写真集”works ronald friends ronald stoops 1980s-2018”を出版するほか、アーカイヴグラフィックをプリントした T シャツ等もリリース致します。
アントワープを拠点に、生まれ続けるブランドを常に撮り続けてきたロナルド・ストゥープスのインディペンデントな姿勢を是非この機会にご覧頂ければと思います。