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ジェス・ジョンソン 「NEON MEAT DEMON」

NANZUKA UNDERGROUND
終了しました

アーティスト

ジェス・ジョンソン
ジョンソンは近年、Heide Museum of Contemporary Art (2019、オーストラリア)、Tauranga Art Museum(2019、ニュージーランド)、Christchurch Art Gallery(2018、ニュージーランド)、National Gallery of Australia(2018、オーストラリア)と精力的に数多くの展覧会を行っており、特にサイモン・ウォードとのコラボレーションによって生まれたVR(ヴァーチャル・リアリティー)作品は、テクノロジーとイマジネーションが融合した新しいアートの形として大きな注目を集めています。本展では、ジョンソンのペインティング作品の他に、ジョンソンの母シンシア・ジョンソン(Cynthia Johnson)の手によって生まれたキルト作品、そしてウォードのコラボレーションによる映像作品とVRを用いた大掛かりなインスタレーションを発表いたします。入念に描き込まれたジョンソンのペインティングは、架空世界のジェンダーレス(無性)なヒューマノイド、コウモリのような顔をしたエイリアン、未知の時代の建造物の中をうねるミミズのような管などが登場し、ジョンソンに影響を与えた異文化の模様やシンボル、ホラー映画やSF、旧時代のテレビゲームなどの要素が入り混じった高密度な幻想の中に観賞者を誘います。映像作品「Gentekker Archaic」は、2画面のアニメーション作品で、キャラクターを操作してダンジョンを進む旧時代式のテレビゲームの方法論が基となっており、そこに登場するヒューマノイドたちは皆同じように、自分たちが捕らわれているヴァーチャルな迷宮から抜けだす出口を探しているかのように徘徊を続けます。VR作品「Terminos」は、ジョンソンの描く世界をウォードが3D映像に起こし、そこにアンドリュー・クラーク(Andrew Clarke)が作り出したサウンドがMIXされた多彩な演出によって構成されたもので、観賞者がその夢とも現実ともつかない仮想文明世界の中を漂流する体感型の作品です。VRというプラットフォームの普及が進む現在に於いて、本作品は、現実と創造された仮想現実の実在感が同等なものに近づいてきたことを示唆するだけではなく、我々の想像と意識が実感にもたらす力、あるいは知覚や存在といった概念についてもう一度考えさせる作品としても、解釈することができるでしょう。

スケジュール

2019年11月23日(土)〜2019年12月22日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、火曜日

オープニングパーティー 2019年11月22日(金) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://nug.jp/ja/exhibitions/2019-jess-johnson
会場NANZUKA UNDERGROUND
http://www.nug.jp
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-30-10
アクセス東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩8分、JR山手線原宿駅竹下口より徒歩10分
電話番号03-5422-3877
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