終了した展覧会・イベントです
[画像: W. & D. ダウニー《『テオドラ』でのサラ・ベルナール》1884 年 写真 ダニエル・ラドゥイユ・コレクション]

「サラ・ベルナールの世界展」

渋谷区立松濤美術館
終了しました

アーティスト

サラ・ベルナール、アルフォンス・ミュシャ、ルネ・ラリック
フランス出身の女優、サラ・ベルナール(1844*‐1923)は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活動しました。パリで女優として成功を収めた後は、ヨーロッパ諸国やアメリカなどフランス国外にも活躍の場を広げました。また、自らの一座を立ち上げ劇場経営にも携わったほか、アーティストとして彫刻作品の制作を行うなど、生涯にわたって幅広い活躍を続けます。サラは画家アルフォンス・ミュシャ(1860‐1939)や宝飾デザイナーのルネ・ラリック(1860‐1945)など、若き芸術家たちの才能をいち早く見出し、パトロンとしてその活動を庇護したことでも知られています。このようにサラはのちにアール・ヌーヴォーの旗手となる芸術家たちが大成する素地を作っただけでなく、そのデザインの成立にも深く関わった人物であったことがわかります。本展は、サラの人生を当時の貴重な写真や肖像画、舞台衣装や装飾品のほか、ミュシャやラリックによる作品をもとに通覧する、日本初の展覧会です。また、彼女が生きたベル・エポックの時代に制作された華やかなポスター作品なども展示し、サラ・ベルナールの世界を多面的にご紹介します。
*サラの生年については諸説ありますが、本展では1844年に生まれたとする説を採用しています。
[関連イベント]
1. 記念講演会「新しい芸術と社会を切り拓いた女性―サラ・ベルナールの華麗な世界」
日時: 12月21日(土)午後2時~(約1時間30分)
場所: 地下2階ホール
講師: 岡部昌幸氏(本展監修者、帝京大学文学部史学科教授、群馬県立近代美術館館長)
料金: 無料(要入館料)
定員: 80名
*午後1時30分から整理券配布
2. ミュージアムコンサート「サラ・ベルナールに捧ぐ」
日時: 12月22日(日)午後4時~(約1時間)
定員: 80 名(応募多数の場合は抽選)
場所: 地下2階ホール
出演: 鈴木雅美(ソプラノ)、原田園美(ピアノ)
*事前申込制です
3. 特別講座
①「メディアの寵児・パトロンとしてのサラ・ベルナール」
日時: 1月11日(土)午後2時~(約1時間)
場所: 地下2階ホール
料金: 無料(要入館料)
定員: 80名
*午後1時30分から整理券配布
講師: 西美弥子(本展担当学芸員)
②「19世紀フランスにおける社会生活と創作世界の異性装」
日時: 1月26日(日)午後2時~(約1時間)
場所: 地下2階ホール
料金: 無料(要入館料)
定員: 80名
*午後1時30分から整理券配布
講師: 新實五穂氏(お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系准教授)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2019年12月7日(土)〜2020年1月31日(金)

開館情報

時間
10:0018:00
(公募展・サロン展は9:00〜17:00 ※最終日は公募展会場のみ16:00閉館)
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 500円、大学生 400円、 高校生・60歳以上 250円、小学生・中学生 100円
展覧会URLhttps://shoto-museum.jp/exhibitions/186sara/
会場渋谷区立松濤美術館
http://www.shoto-museum.jp/
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
アクセス京王井の頭線神泉駅西口より徒歩5分、JR渋谷駅ハチ公口より徒歩15分
電話番号03-3465-9421
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します