終了した展覧会・イベントです

小野耕石 + 門田光雅 「The ENGINE 遊動される脳ミソ」

セゾン現代美術館
終了しました

アーティスト

小野耕石、門田光雅
小野耕石と門田光雅の作品には、作家の意図をも超え、身体から生まれ出た「色」がみなぎっています。
版を刷り重ねることで幾多のインク層をつくり、独自の版画手法を追求する小野の作品は、立体絵画ともいえる色の厚みとグラデーションが、鑑賞者に百花繚乱たる色の変化を感じさせます。また、動物の頭蓋骨やセミの抜け殻にインクの色が増殖する姿は、視覚のみならず触覚をも刺激するでしょう。
色や顔料の制限を打ち破ろうとする門田の絵画は、近年では石竹色(せきちくいろ)、浅葱色(あさぎいろ)など日本古来の中間色で描かれ、さらにパール系の新色顔料による淡い光を放つ画面からは工芸のような素材感が感じられます。日本だからこそ生みだせる表現に、挑戦し続けている作家です。
作品の形式、それに見合った手法などにはおさまらない、作家自身から溢れでてくるもの、つくる原動力−The ENGINE(エンジン)。本展は、二作家の作品とセゾン現代美術館コレクションを織り交ぜながら、作品を発動させる”エンジン”について色を手がかりに探究します。私たちの脳ミソを作品コンセプトから解き放ち、未知の感覚へと遊動する展覧会です。
[関連イベント]
◎アーティスト・トーク
スピーカー: 小野耕石 × 門田光雅 × 上石学(聖心女子大学現代教養学部哲学科准教授)× 堤たか雄(セゾン現代美術館代表理事・館長)
日時: 6月29日(土)14:00−
定員: 30名 無料/要当日観覧券 *要申込
*トーク後に、岩崎真治によるハンマーダルシマー演奏会を行います。こちらも是非ご参加ください。
◎門田光雅ワークショップ「空想の虫を描こう」
作品と共に蝶の標本も展示される本展からイメージを膨らませて、作家と共に「空想の虫」を描きます。
日時: 8月3日(土)10:30−12:00
対象: 小学生と保護者
定員: 10組 無料/要当日観覧券 *要申込
◎小野耕石×門田光雅ギャラリー・トーク
日時: 8月3日(土)14:00−
定員: 20名 無料/要当日観覧券 *要申込
※申込み方法等詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年4月20日(土)〜2019年9月1日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
11月は17:00まで
休館日
木曜日
木曜日が祝日の場合は木曜日開館
展示替え期間休館
8月は無休
備考
5月2日は開館、8月は無休
入場料一般 1500円、大学生・高校生 1000円、 中学生・小学生 500円
会場セゾン現代美術館
http://www.smma.or.jp/
住所〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140
アクセスJR長野新幹線軽井沢駅または、しなの鉄道中軽井沢駅よりバス(草津温泉行)「軽井沢千ヶ滝温泉入口」下車徒歩7分、中軽井沢駅よりタクシー10分
電話番号0267-46-2020
関連画像

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