終了した展覧会・イベントです
[画像: 小林エリカ 《わたしのトーチ》 2019年 Cプリント 54.9×36.7cm(各、47点組) 作家蔵 ©Erika Kobayashi Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery 撮影:野川かさね]

「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」展

国立新美術館
終了しました

アーティスト

北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子
国内外で活躍する日本の現代美術家6名によるグループ展を開催いたします。本展に参加する6名の作家は1950年代から1980年代生まれまでと幅広く、表現方法も映像や写真を用いたインスタレーションをはじめとして多岐にわたります。これら作家に共通するのは、作品のうちに文学の要素が色濃く反映されていることです。古代ローマの詩人ホラティウスが『詩論』で記した「詩は絵のごとく」という一節は、詩と絵画という芸術ジャンルに密接な関係を認める拠り所として頻繁に援用されてきました。以来、詩や文学のような言語芸術と、絵画や彫刻のような視覚芸術との類縁関係を巡る議論は、さまざまな時代と場所で繰り広げられてきました。展覧会タイトルが示唆するように、本展では文学をテーマに掲げています。ですが、ここでの文学は、一般に芸術ジャンル上で分類される文学、つまり書物の形態をとる文学作品だけを示すわけではありません。現代美術において、文学はこうした芸術ジャンルに基づく区別とは違ったかたちで表れているように思われます。日本の現代美術における文学のさまざまな表れ方を経験していただければ幸いです。

スケジュール

2019年8月28日(水)〜2019年11月11日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 1000円、大学生 500円
展覧会URLhttps://www.nact.jp/exhibition_special/2019/gendai2019/
会場国立新美術館
http://www.nact.jp
住所〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
アクセス東京メトロ千代田線乃木坂駅6番出口より直結、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅7番出口より徒歩4分
電話番号03-5777-8600
関連画像

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