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中山恵美子「民草絵画展」

Hasu no hana
終了しました

アーティスト

中山恵美子
*4月4日〜開催を予定していた 中山恵美子 「民草絵画展」は完全予約制にて開催いたします。
Hasu no hanaは2020年4月4日(土)〜4月19日(日)まで中山恵美子 「民草絵画展」を開催いたします。私方ギャラリーでは2018年3月以来2年ぶりの紹介となります。

中山恵美子は前回展覧会「Inspiration」後には、VOCA2018(平面美術の領域で国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に、1994年より毎年開催されている) に推薦されたり、第3回星乃珈琲店絵画コンテストで準グランプリを受賞するなど着実に実績を積み上げている作家です。しかし作家自身の創作の源は、いろんな国、地域の大衆芸術の中あると言います。もともと中山は日常の中で発見する、可笑しみや悲しみ、心に湧き上がった小さな感情をきっかけにそこから、一人でそっと空想を繰り広げ気持ちを落ち着かせ、日記をつけるような描き方をしているところがあります。

よく通るデイケアセンターの中のショウウィンドウで目にした、ご老人たちの作品。日本民芸館で見た大津絵や朝鮮民画。ロシアの大衆版画。メキシコの奉納画。美術史の中では登場 しない名もなき絵師たちに中山は親近感をいただくとともに、それらは”独創的で奇想天外”であり、心を奪われる作品 であることに改めて気が付きます。

本展では、時間の経過や想いが重なり合うような印象を与える中山独自のコラージュを取り入れた作品や、掛け軸に仕立てた作品を発表いたします。また模索しながら描いていた時代 の油絵もアトリエから持ち出し「民草絵画展」を構成します。そこには、これまでに存在した無数の名もなき絵師たちにおくるはなむけの気持ちや、掛け軸からは、江戸時代庶民の間 で娯楽として広まった浮世絵や、掛け軸、お土産にもされたという大津絵などのように、絵画が生活の近くに存在し、気軽に暮らしの中で楽しんでいた文化を取り戻したいという気持 ちが込められているのでしょう

スケジュール

2020年4月4日(土)〜2020年4月19日(日)

開館情報

時間
12:0018:00
水曜日は15:00から、水曜日は22:00まで、金曜日は15:00から、金曜日は22:00まで
休館日
木曜日
不定休あり
備考
事前予約制(詳細は公式HPをご確認ください)
入場料入場料 500円
展覧会URLhttps://www.hasunohana.net/tamikusakaiga
会場Hasu no hana
http://www.hasunohana.net/
住所〒142-0041 東京都品川区戸越5-8-19
アクセス東急大井町線戸越公園駅北口より徒歩2分、都営浅草線戸越駅A2出口より徒歩9分、東急池上線荏原中延駅より徒歩10分
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