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「翁 - 大名細川家の能の世界 - 」

永青文庫
終了しました

アーティスト

細川護立
細川家は、南北朝時代に遡る 700 年の歴史を有し、江戸時代には肥後熊本 54 万石を治めた大名です。そして、細川家に伝えられた国宝・重要文化財を含む 9 万点以上の文化財を所蔵しているのが永青文庫(東京都文京区)です。永青文庫は今年、財団設立 70 周年を迎え、それを記念して本展を開催いたします。室町時代に観阿弥・世阿弥父子が大成した能は、日本の代表的な古典芸能として海外でも高い評価をうけています。細川家では初代・細川幽斎(藤孝)を始め、歴代の藩主が能の文化に心を寄せ、藩主たちも自ら舞台に上がりました。そのため、細川家の拠点となった熊本や東京には、能面・能装束・楽器や小道具など約 900点の能楽コレクションが伝来しています。この能の原点ともいわれる演目「翁」は、翁面をかけることで演者は神になり、その舞によって世の安泰を祈願する特別な演目です。本展では「翁」を起点として、能に流れ込む祈りと信仰、それらを背負った様々な神の存在や意味を、細川家伝来の能面や能装束を通して探求します。併せて細川家と能の密接な関係を示す貴重な歴史資料も展覧します。本展は、日本博「主催・共催型プロジェクト」のうち「翁プロジェクト―能楽の原点から日本を探る」の一環として開催されます。本展を通して、日本の多彩な能・翁・神の世界をぜひご鑑賞ください。

スケジュール

2020年7月23日(木)〜2020年8月30日(日)

開館情報

時間
10:0016:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館
展示替期間、年末年始休館
備考
※会期中、一部展示替えがあり。 前期7月23日~8月10日、後期8月12日~8月30日
入場料一般 1000円、70歳以上 800円、大学生・高校生 500円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www.eiseibunko.com/exhibition.html#2020natsu
会場永青文庫
https://www.eiseibunko.com/
住所〒112-0015 東京都文京区目白台1-1-1
アクセスJR山手線目白駅(「目白駅前」バス停)または東京メトロ副都心線雑司が谷駅3番出口(「鬼子母神前」バス停)より都営バス(白61・新宿駅西口行き)「目白台三丁目」下車徒歩5分、都電荒川線早稲田駅より徒歩10分、東京メトロ有楽町線江戸川橋駅1a出口より徒歩15分、東京メトロ東西線早稲田駅3a出口より徒歩15分
電話番号03-3941-0850