ギャラリーエークワッドは2005年、祐成政徳展「Another side of CANAL」をプレイベントとしてスタートし、石元泰博写真展「都市への視線」にてグランドオープンしました。以来、今日にいたるまで「建築・愉しむ」をコンセプトに、暮らしや環境、建築教育あるいは女性活躍など、建築をとりまく多岐にわたるテーマで展覧会を開催してきました。
この度、15周年の節目に、これまでの展覧会の記録映像のアーカイブを公開いたします。世界の様々な名作椅子に腰かけて、エークワッドが展開してきた110回の展覧会の映像やパンフレットを楽しんでいただきます。来場者には、これまでの展示企画をまとめた記念パンフレットを配布いたします。さらにギャラリー10周年の際にもダンスパフォーマンスを披露した森山開次を再び迎え、川瀬浩介(音楽)、ひびのこづえ(衣裳)による新作ダンスパフォーマンスを行い、映像を公開及び配信いたします。またこの先5年にわたり、毎年1回ずつ様々な分野からゲストを迎え、時代を見つめ新しい暮らしを考える対談シリーズをスタートさせます。
これまでの記録を発信するとともに、私たち一人ひとりの暮らし方の未来、ギャラリーの未来、建築の未来を考えるきっかけになればと思います。