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[画像: 山本直彰 図版 1.《ASK, SEEK, KNOCK, - Door》 2017 年 199.1×487.9cm 岩絵具、墨、箔、アートグルー/和紙 撮影:末正真礼生 写真提供:コバヤシ画廊]

「ドアは開いているか 山本直彰展」

武蔵野美術大学 美術館・図書館
終了しました

アーティスト

山本直彰
武蔵野美術大学 美術館・図書館では「Door is Ajar ドアは開いているか 山本直彰展」を開催します。

現代日本画を牽引する作家のひとりである山本直彰(1950 年-)は、伝統的な技法に根ざしながらも、これまでの日本画とは一線を画する、荒い筆致や緊張感のある構図等によって、内面性の強い抽象的な心象世界を描いてきました。とりわけ、実物のドアを支持体として用いた「DOOR」シリーズは、新たな日本画の絵画表現として広く注目を集めました。
近年の作品の多くは、聖書あるいは神話、小説といった物語を発想の源としています。そこには、かつての歴史画や物語画のように具体的な人物や出来事は描かれず、象徴的に用いた矩形の形象や、放射状に広がる描写によって表された寂寥とした風景が現れます。
本展にあわせて構想された新作では、過去、現在、未来といった「時間」を主題に、これまで描いてきたドローイングをコラージュのひとつの素材として用い、展示室の壁一面に広がる大画面を構成します。記憶の断片ともいえるドローイングの数々は画面の中で結びつき、山本の自叙的な作品へと再生されます。
内と外、自己と他者、生と死といった、相反する様々なものを分かちつつ結ぶ存在であるドアを基点に、多様な主題によって展開した近年の代表作と、本展にあわせて制作する新作によって山本の作品世界をご覧いただきます。

スケジュール

2020年11月16日(月)〜2020年12月19日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00〜17:00
休館日
水曜日
展示準備期間、入構禁止期間は休館
備考
11月23日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/16434/
会場武蔵野美術大学 美術館・図書館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/
住所〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
アクセス西武国分寺線鷹の台駅より徒歩18分、JR中央線国分寺駅北口4番停留所より西武バス約25分 「武蔵野美術大学正門」下車、JR中央線立川駅北口5番停留所より立川バス約25分 「武蔵野美術大学」下車
電話番号042-342-6003
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