20世紀最大の巨匠として名声を博したベルナール・ビュッフェは、抑制された色彩、厳格な画面構成、迷いない黒い勢筆を用いた具象表現で、1948年、弱冠19歳で画家の登竜門と言われるPrix de la critiqueを受賞し、画壇の寵児として世界を席巻しました。
1960年代、当時の抽象絵画が一世を風靡する中、具象絵画衰退を懸念していた
ギャルリーためながの創始者 爲永清司はビュッフェの影響力にいち早く注目し、東洋の独占販売権のもと、日本に幾多の作品をご紹介してまいりました。1971年にギャルリーためなが 東京・大阪にて、ベルナール・ビュッフェの初個展「新作風景展」を開催してから50年となるこの節目に、画家と画廊の50年の歩みを企画展示にて、ご紹介いたします。 是非この機会にご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。