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「池口史子展 - 旅愁の歌 - 」

美術愛住館
終了しました

アーティスト

池口史子
このたび美術愛住館では、洋画家·池口史子の個展を開催いたします。
1943年に旧満州大連に生まれた池口は、幼い頃からクレパス画など強い絵が得意でした。1962年に入学した東京藝術大学では洋画家·山口薫教室に学び、1968年に同大学大学院を修了します。その後も制作活動を続ける中、1976年、通商産業省の官僚(当時)で作家でもあった池口小太郎(筆名·堺屋太一)と結婚。80年代末に夫と訪れたカナダの小麦倉庫を描いた《WHEAT POOL》シリーズで、一躍画壇の注目を集めます。風景、人物、花を中心に詩情に満ちた独自の世界を確立し、権威ある賞を次々に受賞。そして2012年には、洋画分野で女性として初の恩賜賞·日本藝術院賞を受賞し、日本藝術院会員に就任しました。
暗色で力強く描かれた初期の作品や、寂寥感漂う異国の風景、エネルギッシュで時に妖艶な花、現地で出会った強い眼差しの女性像など。本展は、池口の旅の軌跡そのものです。かつての旅愁に満ちた豊かな世界をどうぞご堪能ください。

スケジュール

2020年10月21日(水)〜2020年12月27日(日)

開館情報

時間
11:0017:00
休館日
月曜日、火曜日
展示替期間は休館、夏期・冬期休あり
備考
11月3日・23日は開館
入場料一般 600円、学生 400円
会場美術愛住館
http://aizumikan.com/
住所〒160-0005 東京都新宿区愛住町2-5
アクセス東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅2番出口より徒歩3分、都営新宿線曙橋駅A1出口より徒歩8分
電話番号03-6709-8895
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