終了した展覧会・イベントです

「美の競演-静嘉堂の名宝-」展

静嘉堂文庫美術館
終了しました
三菱創業150周年となる本年、三菱の第2代社長の岩崎彌之助(1851~1908)、三菱の第4代社長の岩崎小彌太(1879~1945)蒐集の古典籍、東洋の古美術品を所蔵する静嘉堂では、今日に伝えられた絵画や茶道具、陶磁器、漆工芸、彫刻、刀剣などから名品を精選し、前・後期に分けて展観します。展示室のエントランスでは、岩﨑家が明治から昭和初期にかけて所有した深川別邸(ジョサイア・コンドル設計、跡地は現在の清澄庭園)や麻布鳥居坂の本邸(跡地は現在の国際文化会館)に飾られていた作品が皆様をお迎えいたします。
本展では、重要文化財13点、重要美術品8点を含む、各ジャンルを代表する作品から数点ずつを選び、それぞれが互いの魅力を引き立て合い“競演”する様子を、楽しくご鑑賞いただけるような構成としています。名宝のたたえる格式ある美、斬新な意匠、卓越した技をご堪能いただければ幸いです。
また静嘉堂では開館以来、岩﨑家の社会貢献の精神を受継ぎ、わが国で作り出され、あるいは舶載された貴重な文化財を継承してゆくために、美術品の修理事業を行ってまいりました。本展では修理を終えて美しく蘇った山水画の屏風や掛幅、仏画や墨跡なども出品いたします。
夏の緑深い季節、自然豊かな世田谷の杜の中の“美の競演”を、どうぞお楽しみ下さい。

前期展示:6月27日(土)~8月2日(日)/ 後期展示:8月4日(火)~9月22日(火・祝)

[関連イベント]
1.講演会「静嘉堂の琳派とやまと絵 —発見の日々から現在へ—」
日時: 9月5日(土)A.午前11時~午後12時30分頃 B.午後2時30分~午後4時頃 ※A、B 各回とも定員50名 同じ講演内容です。
会場: 当館地階講堂
講師: 玉蟲敏子(たまむしさとこ)氏(武蔵野美術大学 教授) 
2.河野元昭館長のおしゃべりトーク「競演・対決・ハーモニー 日本東洋絵画の美」 饒舌館長口演す
日時: 7月18日(土) 午前11時~午後12時30分頃、9月19日(土) 午前11時~午後12時30分頃 各回とも定員50名 両日とも同講演内容です。
※開館時より整理券配布(1名様につき1枚限定)、整理券の番号順にお入り頂きます。
講師: 河野元昭(静嘉堂文庫美術館館長)
会場: 当館地階講堂
3.学芸員によるテーマ別、スライドトーク
午後2時から(各回約40分) 地階講堂にて 定員50名
7月26日(日)「静嘉堂の作品にみる、東アジアの絵画交流」(吉田恵理)
8月16日(日)「岩﨑家深川別邸を飾ったやきもの」(長谷川祥子)
8月20日(木)「岩﨑家と近代絵画」(浦木賢治)
9月12日(土)「静嘉堂茶道具の漆芸―天目台と茶入盆」(小池富雄 ※非常勤 鶴見大学教授)
9月17日(木)「静嘉堂の刀剣コレクション」(山田正樹)
4.列品解説
午前11時から 地階講堂でのスライド解説を予定  定員50名
7月9日(木)/ 7月23日(木・祝)/ 8月13日(木)/ 9月3日(木)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
※新型コロナウィルス感染予防及び防止のため、予定を変更・中止する場合がございます。HP等で最新の情報をご確認くださいますようお願い申し上げます。ご来館、イベント参加の際はマスクの着用などご協力をお願い申し上げます。

スケジュール

2020年6月27日(土)〜2020年9月22日(火)

開館情報

時間
10:0017:00
土曜日は18:00まで
第4水曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
備考
8月11日は休館、8月10日・9月21日は開館
入場料一般 1500円、大学生・高校生・専門学生 1000円、障害者手帳提示 700円(付き添い1名 無料)、中学生以下 無料
会場静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
アクセス東京メトロ千代田線二重橋前駅1番出口より徒歩1分、都営三田線・東京メトロ千代田線・日比谷線日比谷駅B7出口より徒歩1分、JR東京駅6番出口(京葉線)より徒歩1分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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