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[画像: 浜口陽三《2色のぶどう》1979年]

浜口陽三 「ぶどうとレモン」

武蔵野市立吉祥寺美術館
終了しました

アーティスト

浜口陽三
浜口陽三の静物画には果物が頻繁に登場します。なかでも、“ぶどう”は、浜口がメゾチントの手法を用い始めた1950年代初めからすでに画面に現れ、パリのベルグリューン画廊と専属契約を結ぶきっかけにもなった《スペイン風油入れ》(1954年)にも描かれています。浜口は、特に象徴的な意味を込めて”ぶどう”を描いていたというわけではなかったようですが、その後、カラーメゾチントの手法においても主要なモチーフのひとつとなっていきました。ひとつひとつの粒の形態や房のボリューム、色の違いまでじっくりと観察された”ぶどう”。本展では、初期作品から多用されている”レモン”にも焦点をあて、「ぶどうとレモン」が浜口の眼を通して、どのように描かれているのかに注目します。

さらに、本展では会期中、「ぶどうとレモン」にちなみ、YouTube動画配信を通して、子ども向けワークショップ「おいしいぶどう すっぱいレモン」よーくみてから、かいてみよう! を開催(2020年10/1から配信開始)。講師に迎えた「彦坂木版工房」制作の木版画もあわせて展示します。浜口陽三と「彦坂木版工房」よく見て描いた「ぶどうとレモン」を、どうぞじっくりと楽しんでください。

会場: 浜口陽三記念室

スケジュール

2020年10月1日(木)〜2021年2月28日(日)

開館情報

時間
10:0019:30
休館日
毎月最終水曜日・年末年始は休館
備考
10月21日~30日、11月25日、12月14日~2021年1月8日、1月27日、2月17日、2月24日は休館
入場料[常設展] 一般 100円 [企画展] 一般 300円、高校生・中学生 100円 [共通] 小学生以下・65歳以上・障害者手帳提示 無料
会場武蔵野市立吉祥寺美術館
https://www.musashino.or.jp/museum/
住所〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル7階
アクセスJR中央線・総武線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩3分
電話番号0422-22-0385
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