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[画像: Ryan Sullivan, Blue Painting, 2019, Cast urethane resin, berglass, epoxy, 175.3 × 152.4 cm © Ryan Sullivan, courtesy Sadie Coles HQ, London]

ライアン・サリバン 「Ryan Sullivan」

THE CLUB
終了しました

アーティスト

ライアン・サリバン
*当面の間は、事前予約制にて「Ryan Sullivan」展を公開致します。お問い合わせ: info@theclub.tokyo

この度、THE CLUB はアメリカ人アーティスト、ライアン・サリバンの日本初個展を開催いたします。現在ニューヨークを拠点として活動するサリバンの作品は、ニューヨーク近代美術館などに収蔵され、2015年には ICAマイアミ美術館での個展を開催、また2019年にはニューヨークのハイラインプロジェクト※1 に参加しています。

独自の技法を用いて制作するサリバン。複数のレイヤーとジェスチャーをひとつの平面へと圧縮したペインティング作品は、様々な色の顔料で着色された樹脂を用いて制作しており、その技法はさらに今も尚、進化を続けます。この技法による制作はサリバンの直観に導かれたものであり、ひとつひとつの作品は再び同じように作り出すことのできないものとなります。樹脂が滞留し、筋をなし、混ざり合い、移ろい、その流れによって極めて薄い空隙を埋めていき、最後に「型枠を外す」ことで鮮やかな色彩と躍動的なリズムによる力強いコンポジションが創り出されます。その一方で紙に描かれた作品は、樹脂によるペインティングから生まれたかたちをもとに、制作のプロセスを逆転させ生み出されます。

本展ではこの機会のために制作された新しいシリーズや紙の作品など、全12点の新作を展示。塗料自体の特性を探求し、長年にわたり様々な実験的な制作プロセスを経て生み出された抽象世界を、どうぞお楽しみください。

※1 The High Line:ニューヨークマンハッタンのホイットニー美術館やチェルシーのギャラリー街をつなぐ、かつての高架鉄道路線跡を利用した一直線上に伸びた空中公園。パブリックアートとしてインスタレーションなどを展示し、展示作家にはダニエル・ビュレンやサム・フォールズ、荒川医などがいる。

スケジュール

2020年5月29日(金)〜2020年7月15日(水)

開館情報

時間
11:0019:00
備考
開館時間 12:00〜19:00、(要予約, info@theclub.tokyo宛にご連絡お願い致します)
入場料無料
展覧会URLhttp://theclub.tokyo/ja/exhibitions/ryansullivan/
会場THE CLUB
http://theclub.tokyo/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅A3出口より徒歩2分、都営浅草線・東京メトロ日比谷線東銀座駅A1出口より徒歩3分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅9番出口より徒歩6分
電話番号03-3575-5605
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