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[画像: 青花草花文盤(せいかそうかもんばん)中国 景徳鎮窯 元時代(14 世紀) 高 7.5 ㎝ 口径 40.3 ㎝ 底径 21.8 ㎝]

「開館記念展Ⅱ東洋古陶磁展 - コレクションでたどる東洋のこころ - 」

たましん美術館
終了しました
このたび、たましん美術館の開館記念展の第2弾として「開館記念展Ⅱ東洋古陶磁展~コレクションでたどる東洋のこころ~」を開催いたします。「地域の皆さまに陶磁器の歴史に親しんでいただけるように」との想いで収集された東洋古陶磁。中国・朝鮮・日本の約200点で構成される東洋古陶磁は、たましんコレクションの柱のひとつとなりました。本展では、浅からぬ関係をいまに紡ぐ三国の歴史と、陶磁器にあらわれる“東洋のこころ”をご堪能いただきます。

わが国の「伊万里」。その味わいある文様や形は、朝鮮さらには中国を手本としながらも、和やかな絵付けには“日本人好み”の風趣に富んでいます。江戸初期に朝鮮から日本へと渡り、この伊万里を産みだしたひとつが朝鮮の逸品「李朝白磁」です。中国からの影響に清廉潔白を信条とする儒教思想が交わり、その端正な美は誕生しました。そして、中国。元時代、白磁を青の美しい文様で彩った「青花」は、文明が革新した北宋の「定窯白磁」、異国情緒ゆたかな唐時代の「三彩」、漢時代の「陶俑」へと時代を遡り、新石器時代につくられた「彩陶」の荘厳さにその起源を感じることができます。
やきものは、まさに国の歴史と民族性をうつす鏡です。中国で培われた技術は、朝鮮、日本へと伝わり、それぞれの時代背景を映しながら特有の造形や様式として花開きました。本展では新たな展示空間で、やきものにあらわれる「東洋のこころ」をどうぞお楽しみください。

スケジュール

2020年9月5日(土)〜2020年11月15日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
備考
9月21日・22日は開館、9月23日は休館
入場料一般 500円、大学生・高校生 300円、中学生以下 無料
会場たましん美術館
https://www.tamashinmuseum.org/
住所〒190-8681 東京都立川市緑町3-4 多摩信用金庫本店1F
アクセス多摩都市モノレール線立川北駅北口より徒歩2分、JR中央線・青梅線・南武線立川駅北口より徒歩7分
電話番号042-526-7788
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